更新日：2019年05月05日

本日は横浜市南区堀の内町Y様宅で行いました、支柱交換工事の様子をお伝えいたします。Y様宅は築４０年程、先々で建て替えなども検討する中、玄関前の支柱の傷みが気になるとの事で、ご相談をいただいておりました。Y様ご自身で定期的に塗装などのメンテナンスは行っていたそうですが、経年での劣化も顕著になり、今回は支柱の部分交換を行う決断に至りました。

木の腐食、金属のサビが顕著です

傷みが進んでいるのがはっきりと分かります。玄関前の支柱だけで建物を支えているわけではないのですが、建物を支える役割を担っていることは間違いありません。今以上に劣化が進み折れてしまう様なら大変です。交換を行うのが賢明と言える状況でしょう。

既存支柱の撤去→新規支柱仮設置

支柱は上部の腐食した部分から切断し、下部から抜き取ります。新たな支柱はシンプルにタイル面に支柱分のスペースを設け、そのまま嵌めて埋め込む容を取ります。

支柱塗装→支柱設置

支柱の木には塗装を施し、上部切断部分をつなぎ合わせシリコンで周りを固めます。下部にはモルタルを流し込みしっかりと固定いたします。

支柱交換工事完了

玄関前、支柱部分交換の完了です。理想は建物全体を見直したいとの事ですが、まずは今回の様に早期に対処を行った方が良い箇所を手当てしつつ、今後の建て替えなどの計画を練るのが良いでしょう。建物が古くなると至る所で劣化や不具合が出てまいります。放っておいてひどい状態になってからの対処では余計にコストが掛かります。多少のコストが掛かっても、最低限のメンテナンスは行っておくに越したことはありません。Y様も今回の工事で不安が解消されたとの事で安心されておりました。
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