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更新日 : 2024年10月23日
更新日 : 2024年10月23日
オートンイクシード | 耐用年数30年超の長寿命シーリング材
お住まいの塗替え時、シーリングのメンテナンスが最重要!
大切なお住まいですから、塗装メンテナンスのときは長持ちする塗料で塗りたいものですよね。最近ではリーズナブルなのに高耐久、耐用年数の長い塗料が開発されています。ただ、「塗料は長持ちするのにシーリング材がすぐダメになる…」という状況になれば、シーリング材だけのためにメンテナンス回数を増やさなければなりません。そこで今回は、高耐久のシーリング材をお伝えするとともに、シーリング材の劣化の原因やメンテナンス頻度などについて詳しくお伝えしていきます。
目次
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【動画で確認「オートンイクシード」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。
動画で見たいという方は是非ご覧ください!
外壁をメンテナンスする際、しっかりと選びたいのが「塗料」です。近年は遮熱塗料や断熱塗料、低汚染塗料というように、性能が高く一回塗ればしばらく長持ちする塗料が増えました。塗料のコストを考えると少し割高に感じるかもしれませんが、「耐用年数が長い=メンテナンス回数を減らせる」ため長期的にみるとリーズナブルという考えもできます。
外壁塗装を検討する際、塗料以外にも考えなければならないことがあります。特に窯業系サイディングの塗り替えの場合、とても重要なポイントになってきます。それが「シーリング材」です。
サイディングボード同士の間にシーリング材を施す目的は主に2つあり、「外壁の内部に雨水を浸入させないため」「建物に揺れが起こったときにボード同士を干渉させないため」です。サイディングボード同士が接すると揺れによってお互いを傷つけ合うことから、目地にシーリング材を入れるのは“緩衝材”の役割もあります。
また、サイディングボードは季節による温度変化によって「膨張・収縮」を繰り返します。ボードの動きに合わせてシーリングが伸縮することで、雨が入り込むことを防いでくれているのです。
劣化が早いシーリング材…なかには、3年程度の寿命のものも!
住宅にとって重要な機能を果たすシーリング材。実は寿命がそれほど長くありません。お住まいの環境にもよるため一概には言えませんが、たったの3年で劣化が始まってしまうこともあります。外壁の塗装は綺麗なままなのにシーリング部分だけ劣化してしまうことも珍しくありません。
外壁の傷みは段階的に起こるため、初期症状とも言えるチョーキング現象があってもそれほどの緊急性はありません。(油断して放置しすぎると劣化が進んでしまうので、できれば早めにメンテナンスされることをおすすめします。)
しかし、シーリングが傷んだ場合は見逃してはいけません。そのまま対策をせずに放っておくと雨漏りにつながるため、シーリングの打ち替え工事が早急に必要となります。
シーリング材を打ち替えする工事には足場仮設が必要ですが、たいていは工事費用よりも足場仮設費用の方が高くなります。外壁の塗装と合わせてメンテナンスできれば足場代を節約できるので余分な出費に感じてしまいます。3年程の短期間でなくても、やはり外壁塗装の寿命よりも短い7~8年程度で寿命を迎えるシーリング材もたくさんあります。
最近は耐用年数の長い塗料で外壁塗装をする方が増えています。しかし、塗料とシーリング材の耐用年数が合わず、メンテナンス時期がバラバラになっているケースが多くあります。
一般的な耐用年数の短いシーリングの場合、外壁塗り替えまでの間にシーリング材の劣化でお住まいがダメージを受けてしまう可能性があります。「耐用年数の長い塗料」を選ぶときは、シーリング材も塗料に合わせて寿命の長いものを選びましょう。
そこでご紹介するのが「オートンイクシード」。耐用年数は環境にもよりますが、約30年持つと言われています。2016年9月に「オートンイクシード」という商品名に変更される以前は「オートンイクシード15+」と、15年プラスアルファという長寿命を冠した商品名でした。
オートンイクシードのライフサイクルコストを一般的なシーリング材と比べてみよう
一般的なシーリング材と耐用年数15年超の塗料で塗装した場合
一般的なシーリング材はだいたい7~8年を目安にシーリングのメンテナンスが必要です。高耐久の外壁塗料の寿命が15年程ですので外壁を塗り替えるまでの間にシーリング打ち替え工事のみのメンテナンスが発生します。シーリングの打ち替え9万円程、足場代20万円程が必要です。
オートンイクシードと耐用年数15年の塗料で塗装した場合
外壁塗料とシーリングの耐用年数が近く、外壁塗装を行うタイミングまでシーリングを打ち替える必要がないので、一般的なシーリング材を使用した場合に比べて30万円程メンテナンスコストを減らすことができます。
1.劣化を引き起こす「可塑剤」を使用していない
一般的なシーリング材には、可塑剤という成分が入っています。可塑剤は素材を柔らかくする成分で、シーリング材のほか塗料や塩ビ製品などにも入っています。ところが、紫外線や雨、温度変化などの影響によってシーリング材から可塑剤が分離して表面に浮き出る「ブリード現象」が起こります。この現象が起こると変色や汚れが目立ち、柔軟性・弾性がなくなることでボロボロになっていくのです。
オートンイクシードには可塑剤が使用されておらず、弾性を維持しながら成分を流出させない「LSポリマー」が入っています。
一般的な可塑剤と違い、経年で分離することがないので長く弾性を維持できます。
2.外壁に対するずば抜けた接着力、追従性の高さ
一般的なシーリング材の伸び率が400%であることに対し、オートンイクシードは圧倒的な低モジュラスから1,000%以上の伸び率を誇ります。
30%の圧縮・拡大を4,000回行う耐久テスト3度行っても破断することはありませんでした。
3.群を抜く耐候性
オートンイクシードには促進耐候試験6000時間を耐え抜く耐候性があります。ずば抜けた耐久性を誇るシーリング材です。
接着力・低モジュラスだけではなく、非破壊性にも注目
耐候性、耐久性、耐ムーブメント力(弾性と伸び率)のいずれも優れた性能を持つオートンイクシード。シーリング材としては理想的な製品といっても過言ではありませんが、接着破壊(凝集破壊)を防ぐための「非破壊性」にも注目してみましょう。
「外壁の強度」と「シーリングの接着力」のバランスが悪ければ、外壁の破損やシーリングの剥がれにつながります。
外壁の強度 < シーリング材の接着力と強度と伸び率
外壁の強度よりもシーリング材の接着力・伸び率が高いと外壁がシーリングに引っ張られ、破損してしまう可能性があります。
外壁の強度とシーリング材の強度と伸び率 > シーリング材の接着力
外壁の強度とシーリング材の伸び率が高く、シーリング材の接着力に勝っている場合、接着面が剥がれ隙間が生じてしまう可能性があります。
外壁の強度とシーリング材の接着力 > シーリング材の強度と伸び率
外壁の強度があり、シーリング材の接着力にも優れている反面、シーリング材の伸び率と強度はそれほどではない場合、シーリング材が破断してしまう可能性があります。
一般的なシーリング材では、経年劣化によってサイディングボードとの接着面から剥がれが起こることが多いです。こうしてできた隙間には、雨が降ると水分が浸み込んでいきます。水分を含んだサイディングボードが「乾燥」や「凍結」を繰り返すことで耐久性の低下につながり、ひび割れが起こりやすくなります。
優れた耐久性・接着力を誇るオートンイクシードなら接着面の剥がれやシーリングの破断を心配する必要がなくなります。
シーリング材の性能を十分に発揮するには確かな施工技術が必要
サイディングボードへの充填は3面接着ではなく2面接着
シーリング材には、地震などの揺れや寒暖差による「膨張・縮小」の影響を緩和させる“緩衝材”の目的もあります。サイディングボードには動きがあることを前提としてシーリング材が充填されています。
サイディングボードの動きにシーリングを追従させるためには、サイディングボードの側面部分の2面だけに接着させる「2面接着」が基本です。背面にはボンドブレーカーやバックアップ材を入れてシーリングが接着しないよう施工する必要があります。
しかし、施工業者の中にはこういった知識がなく、3面接着(両側面と背面)で伸縮を阻害してしまい、外壁やシーリング材に悪影響を及してしまうところもあります。せっかくの高性能なシーリング材も、特性を理解していない施工によって、本来想定している耐用年数より寿命が短くなってしまう可能性があります。高性能・高耐久のシーリング材を正しく施工できる技術の高い業者に依頼することが後の安心につながります。
※動かないことを前提としてる目地、ノンワーキングジョイントにおいては防水性能から考えて3面接着が推奨されることもあります。
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