更新日：2023年05月12日

直貼りサイディングの外壁

　大和市下鶴間にお住まいのお客様より、外壁メンテナンスのための現地調査依頼をいただき、現場を拝見してきました。外壁は窯業系サイディングの外壁でしたが、築17～18年で現在まで一度もメンテナンスをされていないとのことで、各所傷みが見受けられました。問題としては、外壁の造りが直貼りサイディングだということです。一昔前まではごく普通に採用されていた工法なのでよく見かける造りではありますが、いろいろと欠点を抱えている造りになります。

サイディングの表面の剥がれが目立ちました

　直貼りサイディングの弱点は何といっても通気性の悪さです。現在ではサイディングを施工する際には胴縁という下地材の柱を外壁に先に打ち付けて、その上にサイディングを固定していきます。そのため、胴縁の厚みの15mm～18ｍｍの空間がサイデイングの裏にできるのですが、直貼り工法は胴縁なしで直接壁面にサイディングを固定するため、通気が取れません。その結果サイディングの裏に溜まった湿気などを逃がすことが出来ずにサイデイングの劣化が早まったり、表面の崩れに繋がってきます。厄介なのは、塗装を行ったとしてもこの問題は良くならず、選定した塗装剤によって膨れや剥がれが頻発して大変なことになってしまうという場合もあることです。

目地の傷みも見受けられました

　サイデイングに目地は付き物ですが、目地の劣化も顕著でした。ほとんど剥がれてしまっており、目地の機能がなくなっている状態でした。早い段階ではサイデイングの内側の防水紙が機能しており雨漏りも防いでくれますが、防水紙が劣化するといよいよ壁面からの雨漏りにもつながることがあります。外壁塗装の際には一緒に打ち替えて置きたいです。外壁塗装工事の価格は人気のラジカル系塗料で¥690,800(税込)～承っております。

　私たち街の外壁塗装やさんでは、点検・お見積りを無料で対応しております。お住まいのことでお悩みやお困りごとがあれば、お気軽にお問合せいただけますと幸いです。

　記事内に記載されている金額は2023年05月12日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

関連動画をチェック！

【鉄骨階段の塗装】ファインSiを使用して鉄部の塗装工事【施工事例を紹介！街の外壁塗装やさん】