更新日：2024年01月20日

軒ゼロ住宅などの一部の住宅を除き、ほとんどの住宅には雨樋が設置されています。

あまり重要視されないことが多い雨樋ですが、健全な住まいの維持のために大切な役割を担っているんです。

そこで、今回のブログでは雨樋の大切なメンテナンス「雨樋交換」について解説します(^_^)/

併せて、雨樋の役割や経年による劣化症状、劣化した雨樋が住まいに与える影響についても説明しますので、ぜひご参考ください！

雨樋交換とは？

雨樋交換は、雨樋のメンテナンス方法の一つです。

その名の通り、劣化や破損が見られる雨樋を撤去・交換し、雨樋としての性能を維持するメンテナンスです(^_^)/

雨樋交換の種類

雨樋交換には、部分交換・全交換の2種類があります。

違いは、部分的に雨樋を交換するか、全て交換するかです。

もちろん、部分交換の方が費用も掛からず経済的ですが、雨樋の状態や代替製品の有無によっては全交換が必要になります。

特に、築年数が経過した住まいになると、設置されている雨樋がすでに生産終了となっていることも珍しくありません。

そういった場合には、たとえ劣化・損傷が軽微でも全交換で対応することになるので覚えておきましょう！

雨樋交換以外のメンテナンス

雨樋交換以外には、塗装メンテナンスを行うこともあります。

最も一般的な雨樋は塩化ビニル製で半円型の雨樋だと思います。

塩化ビニル製の雨樋は、紫外線による影響を受けやすく、他の素材の雨樋よりも劣化が早い傾向があります。

雨樋の表面に塗装を施すことによって紫外線から雨樋本体を守り、劣化を防ぐのです(^_^)/

雨樋の役割

さて、雨樋交換について解説したところで、改めて雨樋の役割についても説明しましょう(^_^)/

雨樋は、屋根に降った雨水を集めて地上まで排水する役割を持っています。

雨樋がないと、雨水は屋根から地上に落ちるか、外壁を伝って地上に流れるかのどちらかになります。

前者は雨音が大きくなるなどのトラブル（※詳しくは後述します！）を起こし、後者は外壁の傷みを加速させ、時には雨漏りの原因にもあります。

普段はあまり目立たない雨樋ですが、健全な住まいを長く維持するためには欠かせない設備だと言えるでしょう(^_^)/

雨樋の劣化症状

続いて、雨樋の劣化や不具合の症状について見ていきましょう。

以下に紹介する症状が現れた場合には、早めにメンテナンスされることをおすすめします(^_^)/

詰まり

こちらは、よくある不具合症状の一つです。

風に舞った落ち葉やゴミ、土砂などが雨樋の中に堆積し、雨水の流れを遮ってしまう症状です。

流れが滞った雨樋からは水が溢れるようになり、雨樋として機能しなくなってしまいます(+_+)

また、堆積物の重量によって、後述する変形や歪みといった症状も引き起こすので注意が必要です。

雨樋の詰まり対策には、定期的な清掃や落ち葉除けネットの設置が有効です(^_^)/

街の屋根やさんでは落ち葉除けネットの設置や雨樋の清掃も承っていますので、お困りの方はご相談ください。

変形・歪み

変形・歪みは経年による劣化症状の一つです。

先ほど紹介した詰まりや積雪の重みによって雨樋が変形したり歪んだりしてしまうことがあります。

雨樋は、適切に雨水を排水するために勾配を計算して設置されています。

変形や歪みは勾配を狂わせ、やはり雨水が流れなくなったり、溢れたりします(+_+)

破損

経年劣化によって脆くなった雨樋が割れてしまったり、外れてしまう症状です。

こちらの症状も正常な排水を妨げ、雨樋として機能しなくなってしまいます(+_+)

雨樋の劣化・不具合が住まいにもたらす影響

最後に、雨樋の劣化・不具合が住まいにどのような影響を与えるかを説明します。

軒天や外壁を傷める

雨樋が機能しなくなり、雨水が軒天や外壁を伝うようになると、通常の何倍も傷みが早まります。

苔や藻などの繁殖も助長しますし、何よりも雨漏りするリスクが高まります。

基礎を傷める

雨水が雨樋に流れず屋根から直接地面に落ちると、地面にぶつかった雨水が外壁や基礎部分に跳ね返り、劣化を早めます。

地面から跳ね返った泥水なので、単純に外壁を汚して見栄えも悪くなってしまいます(+_+)

まとめ

今回は、雨樋に欠かせない雨樋交換や雨樋の劣化症状、住まいへの悪影響について解説してきました。

ここまで読んでくださった皆さんには、雨樋の役割の大きさを分かっていただけたと思います(^_^)/

住まい全体からしたら小さな部位なのでついついメンテナンスも後回しにされがちな雨樋ですが、劣化や不具合を見つけたらできるだけ早く補修・メンテナンスしてあげてください。

街の屋根やさんでは、雨樋の点検を無料で行っていますし、メンテナンス工事も承ります(^_^)/

これまで雨樋のメンテナンスをされてこなかった方、雨樋の状態に不安のある方は、ぜひ一度街の屋根やさんへご相談ください。

　記事内に記載されている金額は2024年01月20日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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