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外壁目地のシーリングの劣化は放置するとどんなリスクがある?ひび割れの原因と被害を解説
更新日:2024年07月31日
外壁目地のシーリング、傷みやひび割れが気になるようになってきてはいませんか?
普段の生活では中々意識が向かない外壁のシーリング劣化ですが、放置してしまうとお住いにとってあらゆるリスクが高まります(-_-;
そこで本記事ではその具体例を含め、シーリングがひび割れる原因や、そもそもどれほど大切な部材なのかを解説したいと思います(*^^)v
外壁目地のシーリングの役割
シーリングの基本的な役割
シーリングは、外壁材同士の間や窓枠の周り、浴室の隙間など、住宅に存在するあらゆる隙間を埋めるために使われるゴム状の建材です。
シーリングではなく「コーキング」と言われることもあり混乱しやすいのですが、基本的にはどちらも同じ建材を指す言葉として認識して問題ございません。
シーリングの主な役割は防水性を高めることと、クッションの役割を果たすことになります(^▽^)/
外壁においてそれらがどんな効果を持つのか、それぞれ詳しく見てみましょう!
<防水機能の強化>
外壁面におけるシーリングは、サイディングパネル同士の間、窓やドアのサッシ周りに使用され、隙間からの雨水の浸入を防いでいます。
雨漏りを防止することはもちろん、水分の影響による外壁材の劣化や破損、柱や断熱材の腐敗などの発生を防ぐ重要な部材なんです(^^)v
<クッション機能>
シーリングは外壁材や窓サッシ、ドアサッシなど建材同士が接する部分に使用され、これらがぶつかり合うのを防ぐクッションの役割も果たしてくれています。
もしシーリングを充填せずにサイディングパネルをピッタリくっつけると、外気温や湿度の変化による建材の膨張・収縮によってお互いに負荷が掛かり合い、外壁材の割れや歪みを発生させる恐れがあるのです。
また、地震時の建物の揺れによる衝撃も、間に挟まったシーリング材が緩和してくれるため、建物の耐久性を維持する効果があります(^^*)
シーリングがひび割れる原因
とても重要な役割を担っているシーリングですが、ひび割れが発生すると機能が失われてしまいます。
劣化への対策をとるため、まずはシーリングがひび割れる原因について紹介いたしますので、ぜひ確認しておきましょう(^▽^)/
◆経年劣化によってひび割れるパターン
シーリングがひび割れてしまう主な原因は経年劣化です。
シーリング材も建材ですので時間の経過とともに劣化し、硬化が始まります。
この硬化が進むとシーリング材は弾力性を失い、ひび割れが生じやすくなるのです(-_-;
また、ゴム状のシーリング材は気温の変化による膨張・収縮が繰り返されることで劣化が加速します。
これにより、シーリング材が硬くなり、劣化症状としてひび割れや剥離が発生しやすくなります。
◆施工不良によるひび割れ
悲しいことではありますが、業者によるシーリングの施工時の不備が早期ひび割れの原因となります。
例えば、適切な量のシーリング材が使用されていなかったり、外壁材との相性が悪いシーリング材を使用した場合、早期にひび割れが発生することがあります。
シーリング材の耐用年数よりも明らかに早くひび割れが見られる場合は、施工不良が原因である可能性が高いです。
◆その他のひび割れの原因
シーリング材は外部環境の影響を強く受けます。
猛暑や厳寒などの温度変化、風雨や地震などの衝撃、そして砂埃やカビなどの汚れがシーリングの劣化を促進します。
また、外壁材と同様に日々の紫外線にさらされることで、シーリング材は次第に劣化します。
紫外線はシーリング材の化学構造を破壊し、弾力性を失わせる原因となります。
このため特に南向きの壁など、日光が強く当たる場所のシーリング材は他の面に比べて早期に劣化することが多いです。
シーリングの劣化を放置するとどんなリスクがある?
この記事の本題である、「シーリングの劣化を放置してしまうとどうなるのか?」について解説したいと思います(^▽^)/
雨漏りの発生
シーリングのひび割れや剥離を放置すると隙間から雨水が浸入しやすくなるため、雨漏りが発生するリスクが高まります。
雨漏りと言えば屋根からのイメージが強いかもしれませんが、実は外壁のシーリング劣化もお部屋の雨漏りの主な原因になり得るのです(-_-;
外壁材の劣化・破損
シーリングが劣化すると、外壁材の断面や裏側に雨水が干渉しやすい環境となります。
これにより外壁材の強度が低下してしまい、劣化や破損が進行します。
特に窯業系サイディングは水に弱いため、シーリングの劣化を放置すると最悪の場合、外壁材の張り替えが必要になる傷みへ至ることもあります。
こうした事情から、吸水しやすい外壁素材のALCパネルでは目地部分のシーリング材のメンテナンス・補修などの施工がかなり重要とされています。
構造材の腐敗
シーリングの劣化によって発生したひび割れから雨水が浸入すると、柱や断熱材にまで到達し、これらの構造材が腐敗するリスクがあります。
加えて湿気が内部にたまることで、カビやシロアリなどの害虫が繁殖して建物の耐久性が著しく低下する可能性もあるのです。
特にシロアリ被害が発生すると、大規模な修繕のための工事が必要となり、施工に掛かる費用が高額になるケースも十分に考えられます。
シーリングの劣化を放置すると早期の段階で行うべき補修が遅れ、建物の大規模な修繕が必要になる場合があります。
これにより修理費用が増大し経済的な負担が大きくなりますので、小さなひび割れの段階で早めに業者へ相談して対処を行うことにより、費用を抑えることができます。
シーリングの劣化を放置することは建物全体に深刻な影響を与えるため、定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことが重要です。
では、実際に「コーキングの劣化が気になるので調査に来てほしい」とご相談いただいたお客様のお住い調査の様子をご紹介したいと思います(^▽^)/
横浜市保土ケ谷区法泉へコーキングが劣化した外壁の調査に伺いました
今回は外壁のコーキングの劣化が気になるから見てほしいとご連絡をいただき、横浜市保土ケ谷区法泉へ調査に伺いました(/ω\)
それでは早速調査開始です( `ー´)ノ
劣化して割れてしまったコーキング
早速外壁の調査をしてみると、お客様の言う通り外壁のコーキングが劣化していました!
全体的に劣化していましたが、劣化が酷い所は写真のようにボロボロになり、無くなってしまっていました(;´∀`)
外壁材の下には透湿防水シートがあるため、コーキングが劣化しているからと雨漏りがすぐに起こるわけではありませんが、外壁内部の劣化を早めてしまう事もありますので早めのメンテナンスをしてあげたいですね(/ω\)
錆が出てしまった外壁面
こちらもお客様が美観的に気になると言っていましたが、錆びたビスから錆が出てしまい外壁を伝ってしまっていました!
錆が付いているからと大きな問題になるわけではないですが、お客様も言っている通り美観的にはとても気になってしまいます(ノД`)・゜・。
塗装をする際に錆びてしまっている留め具を交換してあげてもいいかもしれませんね(´Д⊂ヽ
割れた破風板
こちらは破風板が割れてなくなってしまっていました!
この部分はこのまま放置してしまうと軒先や室内にも雨が入ってきてしまう事もあるため、すぐに塞いであげたいです(;´∀`)
外壁や屋根の内部は雨水が直接当たってしまうと劣化が早くなる恐れがあります!
内部への雨水等の浸入はできるだけ防いであげなければいけません(=゚ω゚)ノ
今回の工事のご提案として
・破風板補修・外壁塗装工事
外壁塗装工事の価格は人気のラジカル制御系塗料で¥690,800(税込)~承っております。
をご提案しました(=゚ω゚)ノ
このように、私たち街の外壁塗装やさんではご相談を頂いた箇所以外にも全体的な調査を行い、補修や施工が必要な劣化についてご報告、最適な工事をご提案致しております!
シーリングのひび割れには打ち替え工事を!
シーリングの劣化が進行し、それを放置するとどのようなリスクがあるかをご紹介してきました。
ひび割れて本来の役割が果たせなくなったシーリングには、打ち替え工事を行いましょう!
打ち替え工事では劣化したシーリング材を完全に撤去し、新しいシーリング材を充填することで防水性と弾力性を取り戻します。
高所の作業にもなり足場を組む必要がありますので、基本的には外壁の塗装と合わせて行うことが推奨されます。
これにより、建物の耐久性と美観を維持することができます。
記事内に記載されている金額は2024年07月31日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
横浜市保土ケ谷区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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