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一面だけの外壁塗装を避けるべき理由とは?問題点と長期的な費用対効果
更新日:2024年09月30日
外壁塗装はお住まいの美観を保つだけでなく、外壁の劣化を抑制することのできる非常に重要なメンテナンスです。
ただ、外壁塗装には少なくない費用がかかるため、全体ではなく「一面だけの外壁塗装」をご検討される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、一見手軽でコストも抑えられると思われがちな一面塗装ですが、実際にはいくつかの問題があり、推奨されないことが多いです。
本日は外壁の一面塗装のリスクについて解説していきます!
一面だけの外壁塗装がオススメでない理由
一面だけの外壁塗装は、家の全体の劣化具合を考慮せずに行われる部分的な対策であり、問題を先延ばしにすることになる場合が多いです。
例えば、北側や南側など、特に日当たりや風雨の影響を強く受けやすい面だけを塗装するケースがありますが、これにより家全体のバランスが崩れ、美観だけでなく、耐久性にも悪影響を及ぼす可能性が高いです。
また、部分的な塗装では、新しく塗った面と既存の面との色合いの違いや、経年変化の差が目立つことがあります。
これにより、家全体が不自然な見た目になるだけでなく、他の面も早い段階で劣化し、結果的に全体の再塗装が必要になることが多いのです。
さらに、一面だけの塗装は、短期間のコストを抑える方法としては有効に見えますが、長期的に見れば再度のメンテナンスが必要となるため、むしろ余計な費用がかかることが多いです。こうした理由から、外壁塗装を行う際は全体的な塗装が推奨されています。
外壁塗装の目的と重要性
外壁塗装の主な目的は、建物を保護し、劣化から守ることです。
外壁は、日々の紫外線や雨風、湿気などの気候条件にさらされています。
そのため、時間が経つにつれて外壁は劣化し、ひび割れや剥がれ、苔や藻の発生などが起こることがあります。
塗装を行うことで、外壁を再度保護し、こうした劣化の進行を防ぐことができます。
さらに、外壁塗装には美観を保つという役割もあります。
塗装が劣化すると、家全体が古びて見えるだけでなく、実際に耐久性が低下するため、建物全体の価値が下がることも少なくありません。
適切なタイミングでの塗装は、家の価値を維持するためにも非常に重要です。
塗料には防汚機能や防カビ機能、断熱効果を持つものもあり、単なる見た目の改善以上に家を長持ちさせるための役割を果たします。
そのため、定期的な外壁塗装で外壁全体を保護してあげることが、外壁を長持ちさせる有効な対策となります。
一面だけの塗装が必要になる状況
一面だけの外壁塗装が必要になる状況として、特定の壁面が他よりも早く劣化している場合があります。
たとえば、強い日差しを受け続ける南側の壁や、風雨に晒されやすい北側の壁は、他の部分に比べて劣化が早く進行します。
コストを抑えたメンテナンスをするためにも、こうしたケースでは、劣化した一面だけを塗装することも有効に見えます。
ただし、このような一面だけの塗装は、一時的な対策に過ぎないことが多く、全体的な劣化の進行を抑えることは難しいです。
局所的な問題を解決できるものの、全体の保護や美観の維持にはつながらないため、やはり早期に他の面も含めた塗装が必要になる可能性が高いです。
一面だけの外壁塗装の問題点
一面だけの外壁塗装には、いくつかの問題点があります。
まず、最も顕著な問題は「塗装面の見た目の差」です。
新しい塗装部分と既存の部分の色合いが一致しないことが多く、特に外壁が経年劣化している場合、新しい塗料と古い塗料の色の違いが目立ちます。
さらに塗装面は塗料の効果によって汚れにくい状態になっており、時間の経過とともにその差は開いていきます。
この色の差は、家全体の見た目に大きな影響を与え、統一感のない外観になってしまいます。
また、一面だけの塗装を行うと、その面だけが新しく保護される一方で、他の面は劣化が進行し続けるため、結果的に全体的な再塗装が早期に必要になることが多いです。
それにより塗装頻度が多くなり、かえって費用や手間が発生してしまいます。
コストが気になるという場合でも、全体的な塗装をしていただいた方が、総合的に見るとお得になります。
一面だけの塗装の費用対効果が低い理由
一見すると、一面だけの外壁塗装はコストを抑えるいい手段にも見えます。
しかし、実際にはその費用対効果は低いことが多いです。
これには、外壁塗装において必須となる足場の設置費用の影響があります。
高所作業となる外壁塗装では安全性と品質の確保のため足場の仮設が必要となるのですが、この足場の仮設には10万円~20万円程度の費用が発生します。
足場仮設費用は外壁塗装の度に発生することとなるため、一面塗装の場合は塗装回数が多くなる分足場にかかる費用も多くなります。
また、一面だけを塗装することで、他の面との耐久性の差が生じます。
新しく塗装した部分は劣化が遅いですが、他の部分は引き続き劣化が進むため、結果的に再塗装が必要になるタイミングが近くなり、全体的なメンテナンスコストが上がることが多いです。
このように、一面だけの塗装は、短期的にはコストを抑えることができても、長期的には再度の塗装が必要になるため、結果的に費用が増えてしまうことが多いのです。
費用対効果を考えると、全体的な塗装を行う方が効率的であり、長期的なコスト削減にもつながります。
まとめ
一面だけの外壁塗装は、短期的なコストを抑えるための方法として考えられることがありますが、実際には多くの問題が伴います。
コストを抑えたい場合こそ特に、一面塗装ではなく全体的な塗装を検討するようにしましょう。
外壁の劣化は放置をすればより劣化が進行するため、早期の対応が肝心です。
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記事内に記載されている金額は2024年09月30日時点での費用となります。
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