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バルコニーから室内への雨漏り原因はシーリング劣化?早期対策で建物を守る方法をご紹介します
更新日:2024年10月01日
雨漏りは、住宅にとって非常に深刻な問題です。
特にバルコニー周りで発生する雨漏りは、建物の構造にダメージを与え、内部に湿気や腐食を引き起こす原因となります。バルコニーや屋根、外壁は、日々雨風にさらされるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。その中で「シーリング」や「防水工事」は、バルコニーやベランダの防水対策として重要な役割を果たします。
ここでは、バルコニーでの雨漏りの原因、シーリングの役割、そして効果的な補修方法について詳しく解説します!(*^_^*)
バルコニーでの雨漏りの原因とその影響
バルコニーでの雨漏りは、一般的にいくつかの原因が考えられます。
防水層の劣化
まず多いのが、防水層の劣化です。バルコニーの床には、FRP防水やシート防水などの防水層が設置されていますが、長期間使用することで紫外線や雨風の影響を受け、次第に劣化が進みます。防水層が劣化すると雨水が下地に浸透し、結果的に雨漏りが発生することがあります。
笠木の不具合やシーリングの劣化
また、笠木(バルコニーの手すりや外壁の上部にある仕切り部分)の腐食や、サッシ周辺のシーリング(コーキング)の劣化も雨漏りの原因です。
シーリングは、窓枠や壁といった接合部を雨水から守る役割を担っていますが、経年劣化で硬化したり、ひび割れが生じることがあります。この部分からも水が入り込み、雨漏りが発生することが多いのです。
バルコニーで雨漏りが発生すると、建物の内部に湿気がたまりやすくなり、壁や床の腐食、カビの発生などが進行します。こうした被害は早期に対策を行わないと、さらに深刻なトラブルに発展することがあり、最悪の場合、リフォーム費用が高額になります(>_<)
ベランダ・バルコニーのシーリング(コーキング)劣化が原因の雨漏りは、気が付きにくい!
ベランダやバルコニーでの雨漏りの原因として多いのが、シーリング(コーキング)の劣化です。シーリングは、建物の隙間を埋めて雨水の侵入を防ぐ重要な役割を果たしています。特にサッシ周りや笠木、外壁との接合部に使用されることが多く、雨漏り対策に欠かせません。
しかし、シーリング材は紫外線や気候の変化によって徐々に劣化し、硬化やひび割れが発生します。この状態になると、隙間から雨水が浸入しやすくなり、内部の下地にダメージを与える雨漏りが起こるのです。
問題は、このシーリング劣化による雨漏りは表面からは見えにくく、症状が進行してから気付くことが多い点です。シーリングの劣化に気づかずに放置すると、内部の腐食やカビの発生など、深刻な建物被害に繋がるため、定期的な点検が重要です。
そのため、雨漏り対策として重要な方法の一つが、シーリングの補修です。
シーリング材は柔軟性のある素材でできているため、建物の揺れや伸縮に対応し、ひび割れを防ぐことができますが…経年劣化によって硬化やひび割れが起こり、雨水が侵入する原因となります。
シーリングが劣化している場合、その部分を修理・補修することが必要です。一般的に行われるシーリングの補修方法には、以下のような流れがあります。
劣化したシーリングの撤去:まずは、劣化して硬くなったり、割れてしまったシーリング材を丁寧に撤去します。この作業を行うことで、新しいシーリング材がしっかりと接着できるようになります。
下地の確認と清掃:シーリングを施す部分がしっかりとした状態かどうか確認します。下地が腐食している場合には、その修理も同時に行う必要があります。また、清掃を行い、ほこりやゴミを取り除くことで、新しいシーリングがしっかり密着します。
プライマーの塗布:シーリング材を確実に密着させるために、プライマーという接着剤を下地部分に塗布します。この工程を省くと、シーリング材の接着力が弱くなり、再び雨漏りが発生するリスクが高まります。
新しいシーリング材の施工:すべての準備が整ったら、新しいシーリング材を均一に充填していきます。この際、しっかりと目地に押し込むことで、より高い防水効果を発揮します。
仕上げと乾燥:シーリング材を施工した後、専用の工具を使って表面を平らに整えます。最後に、シーリング材が完全に乾燥するまで十分な時間を確保します。
シーリングの施工は、専門業者に依頼することが一般的です。自分で行うことも可能ですが、経験がない場合はシーリングの均一な充填が難しく、後々雨漏りが再発する原因となりかねません。そのため、しっかりとした施工を行うためには、専門の業者に相談するのが安心ですよ!
雨漏り対策としての防水工事もおすすめです
シーリングの補修以外にも、バルコニーの雨漏り対策として有効なのが防水工事です。防水工事は、バルコニーや屋根に防水層を施工することで、雨水の浸入を防ぐ方法です。防水層にはFRP防水やウレタン防水、シート防水など、いくつかの種類があります。それぞれの特徴を理解し、バルコニーの状況に合った工法を選ぶことが重要です。
FRP防水
FRP防水は、強度が高く、耐久性に優れているのが特徴です。繊維強化プラスチックを使用して防水層を作るため、耐水性と耐久性に優れています。歩行が頻繁に行われるバルコニーや屋上に適していますが、施工費用がやや高いのがデメリットです。
ウレタン防水
ウレタン防水は、液体のウレタン樹脂を塗布して防水層を作る工法です。形状に合わせて自由に施工できるため、複雑な形状のバルコニーにも対応可能です。しかし、紫外線に弱く、定期的なメンテナンスが必要です。
シート防水
シート防水は、防水シートをバルコニーの床に貼り付ける工法です。比較的安価で施工が可能ですが、シートの接合部分が弱点となりやすいため、そこから雨漏りが発生するリスクがあります。
バルコニー雨漏り対策の注意点
バルコニーでの雨漏り対策には、いくつかのポイントがあります。まず、定期的な点検を行うことが重要です。特に梅雨や台風シーズンの前には、必ずシーリングや防水層の状態を確認しておくことが、雨漏りを防ぐための予防策となります!(^^)/
また、雨水の排水が正常に行われているかも確認しましょう。バルコニーに設置されている排水溝や樋にゴミや葉っぱが詰まっていると、水が溜まりやすくなり、結果的に雨漏りを引き起こします。清掃を定期的に行うことで、排水機能を保つことができます。
さらに、雨漏りが発生した場合には、応急処置としてビニールシートで覆う方法や、防水テープを使用する方法もありますが、根本的な解決には専門業者による修理が必要です。
では、実際にシーリングの劣化が原因とみられる雨漏りの事例をご紹介します。
「家で雨漏りが起きている…」という方、ぜひ参考にしてみてくださいね!
雨漏り調査の様子
今回は「雨漏りが起きてしまっているから調査してほしい」とご連絡をいただき、横浜市旭区上白根に調査へ伺いました!
それでは早速調査開始です( `ー´)ノ
雨漏り調査
調査を開始してみるとクロスには剥がれがありました!
その直上を見てみるとバルコニーがあり、バルコニーから室内に雨が入ってしまっているようでした(;´∀`)
室内に入った雨水が内部に入り込みクロスを剥がしてしまっていたのでした!
バルコニーの様子を見て行きましょう!
隙間の空いたコーキング
バルコニーのコーキングを見てみると劣化し、隙間が空いてしまっていました!
コーキングは太陽光や雨風などの自然環境の影響を受けることで劣化しやすくなります。
特に、紫外線や高温多湿の環境下では劣化が進みやすくなります(;´∀`)
コーキングが使用される場所によっても劣化のスピードが異なります屋外や水周りなど、湿気や水の影響を受けやすい場所では劣化が早く進む傾向があります!
コーキング材は時間の経過とともに劣化していきますので定期的なメンテナンスが必要です(=゚ω゚)ノ
劣化したコーキング
こちらのコーキングは劣化して表面がひび割れてしまっていました(;´∀`)
劣化したコーキングは、水や湿気が建物内部に浸入する可能性が高まります!
これにより、建物の内部がカビや腐敗の原因となる可能性があります・・・。
また、劣化したコーキングは外部からの風や雨の侵入を防ぐ役割を果たせなくなり、建物の断熱性能が低下する可能性もありますΣ(゚Д゚)
さらに、劣化したコーキングは外壁や窓枠などの構造物に負担をかけることがあり、建物の耐久性が低下する可能性も考えられます!
今回の調査の結果からコーキングが劣化していることが分かりましたので
・コーキング打ち替え工事
コーキング打ち替え工事のお値段は街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
をご提案しました( `ー´)ノ
まとめ
バルコニーの雨漏りは、建物の劣化や構造に大きな影響を与えます。
シーリングや防水工事を定期的に行い、問題が発生する前に対策を講じることが大切です。特にシーリングは雨水の侵入を防ぐための重要な施工箇所であり、劣化が進んでいる場合は早めの補修が必要です。
また、バルコニーの防水層や排水機能のチェックも忘れずに行うことで、雨漏りを未然に防ぐことができます。雨漏りの被害を最小限に抑えるためには、プロの業者に依頼して確実な対策を行うことが安心です!
記事内に記載されている金額は2024年10月01日時点での費用となります。
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