更新日：2025年06月08日

　

「天井にシミができている」「ベランダの下に黒い筋がある」――これらは、笠木からの雨漏りが原因かもしれません。

　

　

笠木とは、ベランダやバルコニーなどの手すりの上部を覆う仕上げ材で、意匠性と同時に雨水の侵入を防ぐ役割も担っています。

　

　

しかし、この部分に劣化や施工不良があると、住宅内部への深刻な漏水被害につながるおそれがあります。

　

　

本記事では、横浜市鶴見区の住宅で実際に確認された雨漏り事例をもとに、笠木が原因となる雨漏りの特徴や修理のポイントを外壁塗装専門業者「街の外壁塗装やさん」が詳しく解説します。

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笠木とは？外壁やバルコニーと密接な関係

　

　

笠木（かさぎ）とは、建物の上端部に取り付けられる保護材のことです。

　

　

主に以下のような場所に使用されます。

1. ベランダ・バルコニーの手すり上部
2. 屋上やパラペットの上面
3. 塀や擁壁などの上端

　

　

金属（アルミ・ガルバリウム）、木材、セメント系など素材は様々ですが、どの笠木も防水機能を果たす重要な部位であることに変わりはありません。

　

　

この笠木の隙間や固定部から雨水が侵入すると、壁内部を通って軒天や室内天井に雨漏りが発生します。

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【事例1】笠木周りからの漏水？

この写真では、外壁に縦方向の雨垂れ跡が確認できます。

　

　

手すり上部から浸入した雨水が、外壁表面に染み出している状態です。

　

　

見た目には小さな筋でも、中の木材にまで被害が広がっている可能性があります。

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【事例2】「色々な所に水跡が…」天井と壁の取り合いに染み多数

　

写真には複数の黒ずみ（雨染み）が確認できます。

　

　

これは、一つの漏水原因ではなく、雨水がさまざまな経路を通って天井や壁に達している可能性を示しています。

　

　

特に笠木周辺からの雨漏りは、構造内を伝って複数の箇所に現れることが多く、発見が遅れる原因にもなります。

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【事例3】「笠木からの水跡」外壁に残るはっきりとした漏水痕

　

この写真には、笠木の下端から縦に伸びる明確な雨水の跡が映っており、まさに笠木からの雨漏りの典型例です。

　

　　　

このような雨垂れ跡がある場合、早期の点検と修理が必要です。

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【事例4】バルコニー床面には問題なし

　

ここでは、バルコニーの床には黒ずみが確認できます。

　

　

汚れは付いているものの防水層が劣化したりしている様子はありませんでした。

　

　

そうなると笠木からの雨漏りが余計怪しくなってきます・・・。

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【事例5】「ベランダ下の軒天に雨染み」内部への被害も懸念

　

こちらも、ベランダ下部に大きな雨染みが広がっており、外壁の内側で雨水が滞留している可能性が高い状態です。

　

　

このような症状は、単なる防水の劣化ではなく、内部構造の腐食や外壁内部の水分浸透など、見えない部分での劣化が進んでいる可能性があります。

　

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笠木からの雨漏りを防ぐには？チェックポイントと補修方法

　

　

1. コーキングの劣化確認

　

　

笠木と壁の隙間（取り合い部）のシーリングが割れていないか確認します。

　

　

ここが裂けていると、そこから直接雨水が内部へ侵入します。

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2. ビスや固定金具の緩み

　

　

笠木を固定するビス穴や金具の隙間から水が入ることもあります。

　

　

防水パッキンやガスケットの劣化も見逃せません。

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3. 点検・修理はプロに依頼を

　

　

見た目だけでは漏水の経路を正確に判断するのは困難です。

　

　

私たち「街の外壁塗装やさん」では、無料の雨漏り点検を実施中。

　

　

目視・散水調査・必要に応じて赤外線カメラ診断なども対応可能です。

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まとめ

　

笠木からの雨漏りは見落とされやすく、被害が広範囲に及ぶことがあるため非常に厄介です。

　

　

今回紹介した横浜市鶴見区の現場でも、複数箇所で雨水の侵入が確認されており、早急な対応が必要な状態でした。

　

　

雨染みや黒ずみを見つけたら、「放っておけば直る」ではなく、すぐに専門業者にご相談ください。

　

　

街の外壁塗装やさんでは、点検・診断・見積りまで無料でご案内可能です。

　

　

大切なお住まいを守るためにも、笠木や外壁の定期点検をぜひご検討ください。

　記事内に記載されている金額は2025年06月08日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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