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25年耐える外壁塗装は可能?長寿命のために選ぶべき塗料と注意点
更新日:2025年05月19日
外壁塗装は見た目を美しく保つだけでなく、住宅を長持ちさせるためにも欠かせないメンテナンスです。しかし、塗装工事にはまとまった費用がかかるため、どうせなら長持ちさせたいですよね。
塗装工事には「初期費用」だけでなく、「トータルコスト」の視点も重要です。10年ごとに塗り替えを繰り返すよりも、一度の塗装で25年もたせることができれば、結果的にコストパフォーマンスが高くなります。
そこでこの記事では、「一度の塗装で25年維持することを目指す」ための現実的な方法について、解説していきます。

25年もたせるには“塗料選び”が最重要
塗料の耐久性は、外壁塗装の寿命を大きく左右します。
一般的に住宅用の外壁塗料の中でもっともよく使われている「シリコン塗料」は、耐用年数がおおよそ10年〜15年ほどとされています。
価格と性能のバランスが良く、多くの住宅で採用されていますが、「25年」という目標には届きません。
シリコン塗料よりもグレードが高く、高耐久塗料として挙げられることの多いのが「フッ素塗料」で、耐用年数はおよそ15年〜20年。
塗料としてはかなりの高寿命ではあるものの、25年維持することができるかどうかは耐用年数を考慮すると難しいラインです。
*製品によって耐用年数は異なります。また、環境によっても劣化の速度は異なり、25年以上維持できる場合もあります。
そして、フッ素塗料よりもさらにグレートが高い塗料が、「無機塗料」です。
無機塗料は紫外線や酸性雨に強く、非常に劣化しにくいのが特徴です。
耐用年数は20年〜25年程度とされており、高耐久塗料の中でも最も長寿命を期待できる選択肢です。
製品によって差はあるものの、「できる限り塗装を長持ちさせたい」という方にとって、無機塗料は最適な選択肢と言えるでしょう。
耐用年数25~30年 ダイヤスーパーセラン
ダイヤスーパーセランは、株式会社ダイフレックスが開発した高性能な外壁・屋根用塗料で、無機成分と有機成分を組み合わせたハイブリッド塗料です。この構造により、フッ素樹脂塗料を上回る耐候性と耐久性を実現し、塗り替えの頻度を大幅に減らすことが可能です。
特に「ダイヤスーパーセランフレックス」は、水性で柔軟性と透湿性を兼ね備えた変性無機塗料で、戸建て住宅の改修に適しています。柔軟性の高い塗膜は、シーリング上に施工した場合のひび割れリスクを軽減し、親水性の高い無機塗膜が汚れを寄せ付けず、雨水で汚れを洗い流す特性を持ちます。また、防カビ・防藻性も有しており、長期間にわたり美観を維持できます。
ダイヤスーパーセランシリーズは、耐用年数が25年以上とされ、シリコン塗料(約12~15年)やフッ素塗料(約15~20年)を大きく上回ります。そのため、長期的なメンテナンスコストの削減が期待でき、住宅の外観を長く美しく保ちたい方に最適な選択肢です。
コーキング(シーリング)にも要注意

外壁の塗膜だけでなく、コーキング(シーリング)の寿命も外壁全体の耐久性に大きく関わってきます。窯業系サイディングの住宅などでは、パネルの継ぎ目に施されたコーキングが劣化してひび割れたり、剥がれたりすると、そこから雨水が浸入する危険性が高まります。
どれほど良い塗料を使用していても、コーキングが数年で傷んでしまえばメンテナンスが必要になります。
25年の長期耐久を狙うのであれば、塗料と同様に「高耐久のコーキング材」を選ぶことが必須です。

おすすめなのが、オート化学工業の「オートンイクシード」という製品です。
これは、高耐候型のシーリング材であり、実に30年の耐久性が期待されています。
可塑剤(柔軟性を保つための添加物)が少ないため、硬化やひび割れを起こしにくい構造になっています。
無機塗料とオートンイクシードの組み合わせなら、塗装とシーリングの両面で高い耐久性を確保でき、「25年メンテナンスフリー」にぐっと近づくことができます。
完全放置はNG
「一度塗ったら25年放置しても大丈夫!」と思いたくなりますが、現実的には10年ごとの点検は欠かせません。これは、万が一の不具合や早期劣化の兆候を早めに発見するためです。
特に、日当たりや風雨の影響を強く受ける面では、他の部分よりも劣化が早まることがあります。また、地震や台風などによってコーキングの隙間や塗膜の微細な剥がれが起きる可能性もあります。
小さな劣化であれば簡易的な補修で済みますが、放置して被害が拡大すると、本格的な再塗装や張り替え工事が必要になり、コストも大きくなってしまいます。
「25年もたせる」ことを前提とするなら、塗り替えではなく「点検による維持管理」を意識しましょう。5年〜10年ごとの簡易点検で、塗装の寿命をしっかりと見守ることが大切です。
まとめ

外壁塗装を25年もたせるには、一般的な塗料では不十分です。
無機塗料のような高耐久塗料と、オートンイクシードのような高耐久コーキング材の併用が、長寿命化のカギとなります。
さらに、完全放置ではなく、10年ごとの点検を行うことで、軽微な劣化を早期に発見・補修し、結果として大規模な補修を回避できます。
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記事内に記載されている金額は2025年05月19日時点での費用となります。
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