更新日：2025年05月14日

屋上の排水トラブルで多いのが「ドレンの詰まり」です。
ドレンとは、屋上に降った雨水を排水するための排水口のことです。
この部分が詰まると、水が流れず屋上に溜まり、やがて雨漏りや防水層の劣化を招くことになります。
この記事では、屋上ドレンの詰まりの主な原因と放置した場合のリスク、さらに効果的な予防策や改修方法について解説します。

ドレンが詰まる主な原因は「落ち葉」や「ゴミ」

屋上にあるドレンは、風で飛んできた落ち葉やゴミがたまりやすい場所です。
特に秋は落ち葉が多く、ドレン周辺に蓄積されやすくなります。

また、砂ぼこりや泥、鳥の巣といった自然物もドレン詰まりの原因となります。
雨が降った際にこれらの異物が流れ込むと、排水口に詰まりが生じ、水の流れを妨げます。
初期段階では水はけが悪くなる程度ですが、時間が経つほどに排水不良が深刻化していきます。

屋上ドレンの詰まりを放置するとどうなる？

ドレンの詰まりを放置すると、屋上に水が溜まり続ける状態になります。
この状態が続くと、防水層の上に常に水が存在することになり、防水性能が急速に低下します。
結果として、防水層の膨れや破れが発生し、雨漏りの原因になります。

さらに、建物内部にまで水が浸入するようになると、下階の天井や壁に雨染みが発生し、修繕費用も高額になります。
詰まりが原因のトラブルは、放置するほどに被害が拡大するため、早めの対処が重要です。

ドレン詰まりを予防するには定期的な清掃と点検が重要

ドレン詰まりの一番の予防策は「定期的な清掃」です。
特に落ち葉の多い季節や、近隣に木が多い場合は月1回程度の清掃が望ましいです。

また、目視ではわからない詰まりや排水不良も、専門家であれば適切に判断できます。そのため、数年に1回程度は専門業者による点検を依頼するのが安心です。

劣化したドレンは改修用ドレンの設置がおすすめ

詰まりによってドレン自体が劣化している場合には「改修ドレン」の導入がおすすめです。
改修ドレンとは、既存の排水口に差し込む形で設置する新しい排水部材のことです。
取り付けが比較的簡単で、大がかりな防水工事をせずに排水性能を改善することができます。
防水改修のタイミングに合わせて設置することで、より高い効果が期待できます。

まとめ

屋上ドレンの詰まりは、放置すると重大なトラブルに発展しかねません。
落ち葉やゴミが主な原因であり、定期的な清掃と点検で多くは予防できます。

大切な建物を守るためにも、日頃からのメンテナンスを心がけ、必要に応じて専門業者に相談しましょう。
私たち、街の外壁塗装やさんでは無料にてお住まいの点検とお見積りを承っております。
屋上ドレンに詰まりがある、防水メンテナンスをしたいという方はぜひお気軽にご相談ください！

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