更新日：2025年07月07日

外壁の劣化症状にはさまざまな種類がありますが、中でも見逃してはいけないのが「外壁チョーキング（白亜化現象）」です。

これは、塗膜が劣化して防水性・保護性能が失われつつあるサインであり、住まいを守る上で非常に重要なチェックポイントです。

この記事では、横浜市鶴見区で実際に行われた外壁点検の様子をもとに、チョーキングとその他の劣化サインについて詳しく解説します。

【外壁チョーキングとは？】

外壁チョーキングとは、外壁に手を触れた際に白い粉状のものが手に付着する現象です。

この白い粉は、紫外線や雨風などの自然環境により塗膜中の合成樹脂が分解され、顔料が表面に露出した状態です。

このように指に白い粉がつく状態は、塗膜の保護機能が著しく低下している証拠であり、放置すると外壁材そのものに水分が浸透し、ひび割れや反り、さらには雨漏りにまでつながります。

【外壁チョーキングの原因】

・紫外線による塗膜の劣化

・雨水や湿気による加水分解

・低品質な塗料の使用、もしくは施工不良

・経年劣化による自然な摩耗

これらの要因が重なることで、塗膜の劣化が進行し、外壁チョーキングが発生します。

目安としては、築7年～10年ほどで発生しやすくなるため、この時期を目安に点検することが重要です。

【外壁チョーキング以外にも現れる劣化の兆候】

チョーキングが見られる場合、多くの場合で以下のような他の劣化症状も併発しています。

外壁に細かなクラック（ひび割れ）が生じており、構造に対するダメージの可能性が高まっています。

放置すれば、ひびから水が浸入し、内部の腐食を引き起こします。

窯業系サイディングボードそのものに亀裂が入っており、塗装だけでなくボードの交換やパテ補修が必要なケースです。

コーキングに隙間が生じており、防水機能が失われています。 雨水が侵入しやすい箇所であり、雨漏りの起点となりやすい部分です。

【外壁の劣化が放置されるとどうなる？】

・美観が損なわれる（汚れや色あせ）

・防水性能の喪失により、雨漏りが発生

・躯体内部の木部が腐食、白アリ発生のリスク ・塗装以外に補修工事や大規模修繕が必要になる

これらの問題は、塗膜の劣化が始まった段階での対策で大幅に回避できます。

外壁チョーキングは、ある意味で“住まいからのサイン”と捉えることができ、早めの発見・早めの対応が建物を守るカギとなります。

【点検のすすめ：建物全体の確認が重要】

外壁チョーキングやひび割れを見つけた際は、外壁の一部だけでなく建物全体をチェックすることが大切です。

このように建物を広い視点から観察することで、複数の劣化が複合して起きていることに気付くことができます。

特にサッシまわりやベランダ下部など、水がかかりやすく日が当たりにくい場所は劣化が進みやすいため、入念な確認が必要です。

【街の外壁塗装やさんができること】

街の外壁塗装やさんでは、

・無料現地調査

・劣化診断書の作成

・外壁チョーキングを含めた全面的なチェック

・適切な補修方法と見積のご提案

を行っております。

塗装だけでなく、サイディングのひび割れ補修やコーキングの打ち替えにも対応しておりますので、外壁全体の健全性を取り戻すためのサポートが可能です。

【まとめ】

外壁チョーキングは、塗膜が劣化し始めた初期サインのひとつです。

見た目の変化は小さくとも、そのまま放置してしまえば外壁そのものや構造部分の劣化へとつながっていきます。

横浜市鶴見区にお住まいの皆さま、定期的な外壁点検と早めの対策で、住まいの資産価値を守りましょう。

街の外壁塗装やさんが、無料点検から丁寧にご案内いたします。

お気軽にご相談ください。

　記事内に記載されている金額は2025年07月07日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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