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ガルバリウムの塩害被害を防ぐ!塗装でできる効果的な対策法
更新日:2025年06月30日
ガルバリウム鋼板はサビに強く長持ちする屋根材として人気ですが、海沿いなどの地域では「塩害」による劣化リスクがあります。
塩害とは、海から運ばれる塩分を含んだ風が金属に付着することでサビや腐食が進行する現象です。
本記事では、塩害によるガルバリウム鋼板の劣化を防ぐための塗装による効果的な対策法について詳しくご紹介します。
ガルバリウム鋼板の塩害による影響

ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛、シリコンを主成分とする合金メッキ鋼板です。
非常に優れた耐久性と耐食性を誇り、一般的なトタンなどに比べて圧倒的に錆びにくいことで知られています。
しかし、「絶対に錆びない」わけではありません。
特に沿岸地域では、海風に含まれる塩分が鋼板の表面に付着し、時間とともに塩害によるサビの発生リスクが高まります。
一度塩分が付着すると、雨などでは完全に洗い流すことが難しく、腐食が進行してしまうのです。
これにより、本来は20~30年以上の耐用年数が見込まれるガルバリウム鋼板でも、早いタイミングでサビや穴あきが起きるケースがあります。

塩害対策に塗装が有効な理由
塩害を防ぐ最も有効な方法の一つが、保護塗装です。
塗膜はガルバリウム鋼板の表面をコーティングし、塩分や湿気、紫外線などの外的要因から金属を守ってくれます。
特に、海に近い地域ではフッ素樹脂系や無機塗料などの高耐久塗料を使用することで、長期的な防錆効果が期待できます。
塗装は単に見た目を美しく保つためだけでなく、素材の寿命を延ばす大切なメンテナンス手段です。
さらに錆止め効果のある下塗り塗料を使用することで、錆への耐性を高めることができます。
このように塗装は、「塩害を防ぐ保護膜」として機能するのです。
いつ塗装すべき?適切なタイミングとは

塩害のリスクがある地域では、通常よりも早めの塗装メンテナンスが重要です。
ガルバリウム鋼板は10年を目安に点検・再塗装を検討するのが理想です。
塩害地域の場合は、これよりも早いタイミングで塗装が必要になる可能性もあることを考慮しておきましょう。
塗膜の劣化が進んでしまうと、再塗装しても密着不良などの問題が起こりやすくなります。
サビが進行して穴があいてしまった場合は、塗装では対処できず、張り替えやカバー工法といった工事が必要になることも。
そのため、塗膜が健全なうちにメンテナンスをすることが、費用面でも建物保護の面でも合理的です。
まとめ
ガルバリウム鋼板は高性能な屋根材ですが、海沿いでは塩害によるサビのリスクが存在します。
そのリスクを最小限に抑えるためには、「塗装」が最も効果的な方法のひとつです。
防錆性の高い塗料で塗装し、定期的な点検と水洗いを行えば、ガルバリウムの美観と性能を長く保つことができます。
建物の立地条件に合ったメンテナンスを行い、住まいをしっかり守りましょう。
私たち「街の外壁塗装やさん」では、現地調査を無料で行っております。
沿岸地域にお住まいでガルバリウム鋼板の塗装をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください!
記事内に記載されている金額は2025年06月30日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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