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塗膜が剥落してメンテナンスを考えている外壁|相模原市の住宅で見られた劣化のサインと最適な対処法
更新日:2025年10月27日
はじめに
外壁の塗膜が剥落している――これは、住宅の劣化が進行している明確なサインです。
築年数が経過した建物では、塗膜の浮きやはがれが目立つようになり、雨水の浸入や内部劣化につながる危険性があります。
この記事では、相模原市の住まいで実際に撮影された外壁の劣化事例をもとに、塗膜剥落(はくらく)の原因と対処法、適切なメンテナンス方法を詳しく解説します。
専門業者である「街の外壁塗装やさん」が、わかりやすくポイントを整理しました。
外壁の塗膜が剥落するとは?
外壁の「塗膜剥落」とは、塗装面が経年劣化により浮いたり、はがれ落ちたりする現象を指します。
塗膜が外壁材から剥がれることで、防水機能や美観が著しく低下します。

(相模原市の住宅で撮影された、塗膜が大きく剥落している様子)
塗膜が剥落する主な原因には、次のようなものがあります。
・経年劣化(紫外線や雨風による塗膜の劣化)
・下地処理不足(旧塗膜の除去や洗浄が不十分)
・不適切な塗料選定(下地との相性が悪い)
・吸水・乾燥の繰り返しによる膨れや浮き
塗膜が剥がれると、外壁材が直接雨や紫外線にさらされ、ひび割れや腐食、カビの発生などの二次劣化へとつながります。
放置すれば外壁材そのものの交換が必要になるケースもあるため、早めの対応が重要です。
チョーキング現象は塗膜剥落の前兆
塗膜剥落の一歩手前のサインとして、チョーキング現象(白亜化現象)があります。
これは、外壁を指で触った際に白い粉が付着する現象で、塗膜中の樹脂が分解し、顔料が表面に浮き出ることで起こります。

(チョーキングチェックを行っている様子)

(実際に白い粉が指についた状態)
チョーキングが確認できたら、すでに塗膜の防水性能は失われています。
この状態を放置すると、雨水が外壁内部に浸透し、ひび割れや剥落を引き起こすリスクが高まります。
外壁のひび割れと補修跡に注目
塗膜が剥落する住宅では、多くの場合、ひび割れ(クラック)や補修跡も見られます。
ひび割れは塗膜だけでなく、外壁基材そのものが動いているサインであり、雨水の侵入経路にもなります。

(クラックと補修跡が確認できる外壁の一例)
ひび割れの幅が0.3mm以下であれば表面補修で済みますが、0.3mmを超える場合や内部まで到達している場合は、シーリング充填や部分補修塗装が必要です。
補修を怠ると、外壁内部の構造材が腐食する恐れがあります。
吹付仕上げの外壁に見られる剥落の特徴
戸建て住宅では、モルタル外壁や吹付仕上げの住宅が多く見られます。
モルタルタイプの外壁は、経年によって塗膜が浮き上がったり、小さなひび割れや浮きから剥落が進行することも珍しくはありません。

(細かな凹凸が特徴の吹付仕上げ外壁。塗膜の劣化が始まっている状態)
吹付仕上げは見た目に高級感がありますが、表面の凹凸に汚れが蓄積しやすいという弱点もあります。
汚れが目立ってきたり、ひび割れが増えてくるようであれば、塗装メンテナンスの時期であると言えます。
塗膜剥落を放置した場合のリスク
塗膜の剥落を放置すると、以下のような深刻な問題を引き起こす可能性があります。
・雨漏りの発生(外壁内部まで浸水)
・躯体の腐食・シロアリ被害
・断熱性・気密性の低下
・美観の悪化による資産価値の低下
塗膜は外壁の「バリア」であり、これが失われると建物の寿命を大きく縮めてしまいます。
特に日本のような湿度が高く、雨の多い地域では、劣化の進行が早まる傾向があります。
塗膜剥落に適したメンテナンス方法
剥落やチョーキングが確認された場合、状態に応じた適切なメンテナンスが必要です。
1. 下地補修
剥がれた部分やクラックを補修し、下地を平滑に整えます。
古い塗膜をしっかり除去することで、新しい塗装の密着性を高めます。
2. 高圧洗浄
汚れやチョーキング粉を除去し、健全な下地を露出させます。
この工程を省くと、再塗装後に早期剥離が起こるため注意が必要です。
3. 下塗り(シーラー・フィラー)
下地と塗料の密着を高めるための工程です。
塗膜が脆くなった外壁には、浸透型シーラーや弾性フィラーが効果的です。
4. 中塗り・上塗り
耐候性・防水性を高めるため、2回塗りでしっかりと塗膜を形成します。
おすすめはシリコン塗料やフッ素塗料など、紫外線に強いタイプです。
軒天(のきてん)の塗膜剥落にも注意
外壁と同様に、軒天部分の塗膜が剥落しているケースも多く見られます。
これは湿気や結露、換気不足などが原因です。
軒天の塗膜が剥がれている場合、塗装だけでなく通気口の清掃や換気経路の確認も必要です。
放置すると、木材が腐食し雨漏りの要因になることがあります。
相模原市で外壁の塗膜が剥落した際の対処ポイント
日本の気候は湿潤で、年間を通して雨が多く、外壁の劣化を促進する要因が揃っています。
そのため、10年を目安に外壁の状態を点検し、早めに塗り替えを検討することが重要です。
特に以下のサインが見られたら、専門業者に診断を依頼しましょう。
・外壁を触ると粉が付く(チョーキング)
・塗膜が浮いている、または剥がれ落ちている
・外壁にひび割れや補修跡がある
・軒天やサッシ周りの塗装がはがれている
街の外壁塗装やさんでは、無料の外壁診断を実施しています。
赤外線カメラや打診棒を用いた非破壊調査で、剥落や内部劣化の有無を正確に診断いたします。
まとめ
外壁の塗膜が剥落している場合、すでに塗膜の防水性は失われています。
放置すると雨漏り・腐食・カビ被害などの深刻なトラブルにつながるため、早めの点検・再塗装が必要です。
定期的なメンテナンスが建物の寿命を大きく左右します。
塗膜の剥落が気になる場合は、ぜひ「街の外壁塗装やさん」にご相談ください。
お住まいの状況に合わせた最適なプランをご提案いたします。
記事内に記載されている金額は2025年10月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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