更新日：2016年05月10日

本日ご紹介いたしますのは横浜市金沢区で行った外壁塗装前の点検の様子です。
外壁塗装は過去にも行ったことがあるそうですが、それから年数が経って塗膜が剥がれてきていることから塗り替えを検討しているというお話しです。

 

これから点検を行うお住まいです（左写真）。白が基調になっていますが、どことなくうっすら汚れているのが気になります。やはり塗膜が古くなってきていることから、汚れも付着しやすくなっているのでしょう。
玄関付近のサイディング表面に塗膜の剥がれが見られました（右写真）。サイディングボードの凹凸部は剥がれやすい箇所ではありますが、玄関付近ということもありやっぱり気になってしまいますね。

 

軒天付近に大きなクラックが見られました（左写真）。クラックは状態に応じて呼び名があり、軽度の小さなクラックはヘアクラックと呼ばれます。これに対して写真のような大きなクラックの場合は構造クラックと呼ばれ、建物の耐久性を低下させる可能性があります。もちろん放置することは危険ですので、しっかり補修を行っておく必要があります。また、その付近は塗料が厚く塗られている箇所がありました。あまり目立たない箇所ということで、それほど気になることではりませんが、あまり綺麗な施工とは言えません。塗装の厚塗りは見た目だけでなく、剥がれやひび割れの原因にもなりますので、塗膜は最適な厚さにすることで機能を十分発揮させることができるのです。

 

北側の日当たりが悪い箇所には苔が生えていました（左写真）。苔の発生も塗膜が古くなった証拠です。本来塗料には苔の発生を防ぐ防藻効果がありますが、経年によってその機能が失われると苔がこのように生えやすくなってしまいます。
外装リフォームに欠かせない存在として足場がありますが、お住まいの点検時には足場の架設が問題なく行えるかどうかもチェックしておきます。右写真のようにお隣とのスペースがあまりない場合は注意が必要ですが、この程度のスペースがあれば足場の設置は可能でしょう。

今回の点検の結果、外壁のクラック補修と塗装をご提案いたしました。古くなって浮いた塗膜は塗装前の高圧洗浄で除去し、下塗り、中塗り、上塗りの三度の重ね塗りで仕上げればお住まいを新築のような美しさに戻すことができるでしょう。
外壁塗装をこれから検討されている方にとって、お住まいの点検はどのようなことをするのか気になるところです。外壁塗装工房のお住まい点検については専用ページがございますので、気になる方は合わせてご覧ください。街の外壁塗装やさん横浜店のお住まい調査

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