更新日：2016年06月08日

高い所にいると風にあおられて少し怖いです。しかしウチの足場は多少の風ではびくともしません。まあ、よそ様の足場もびくともしないでしょうけれども。横浜市保土ヶ谷区の現場では現在、その高い部分、破風板を塗装しています。

 

上の写真の屋根の側面の水色の板、ここを破風板と呼びます。この破風板の下地造りをしていくと、上のようになります。今はまだ下塗りなのでこの色になっています。

 

破風板には下塗りが必要なのをご存知でしたでしょうか？　ご自分で塗られる器用な方はいらっしゃるでしょうが、その際にはぜひ下塗りをしてあげてください。「そんな事知ってるよ」という方はすみません。この破風板の下塗りは下しろと言って、傷んで表面が凸凹してきたのをある程度平らに整える役割があります。また傷んで乾燥した木材は塗料を塗るとかなり吸い込んでしまいますので、その吸い込みを止めるはたらきもあります。破風板の下塗りは結構重要なんですよ。未だに木部の下塗りをしてない業者さんも結構いるみたいですけどね。

 

この写真が上塗りです。お客様のご要望は「塗る前とイメージを変えたくない」ということでしたので、同系の水色にいたしました。木部や鉄部はある程度、自由に色は変える事が出来ます。調色といって、現場である程度の色を作ることも可能なんです。それなりに費用がかかる場合もありますが。

 

屋根や壁に関しては塗料の種類にもよりますが、現場での調色が不可能な場合もあります。その場合でも現在は塗料の色の種類も豊富になってきているので困ることはないでしょう。破風との境が塗料で汚れていますが、屋根塗装する際にしっかり処理して仕上げますので、ご安心ください。こちらのお住まいのこれからの仕上がりが楽しみです。

 

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