更新日：2016年8月16日

本日ご紹介いたしますのは平塚市のお客様からの外壁リフォーム前点検です。お客様は普段は東京にお住まいですが、平塚市の別荘を所有しておりそこのお手入れをお考えとのことです。近くに海水浴場もあり、ロケーションも最高ですが年に数回しか利用しないため建物自体が放置気味で傷んでしまってきているそうなので、この機会にしっかりリフォームしておきたいそうです。

 

入り口前の階段です。ちょっと長めの階段で、なおかつあまり広くないので工事をうる時には搬入を工夫する必要がありそうです。外壁塗装などを行う場合は足場の架設が必要ですので、それらの資材運びなども考慮して点検を行います。

 

左写真は外壁になります。スレートの表面の塗膜が劣化し、スレート自体が剥がれてしまっています。塗装は太陽からの紫外線や風雨の影響から外壁を守っているのですが、塗装が劣化し剥がれたりしてくるとその機能は失われ、材そのものにダメージを与えてしまいます。この状態が長く続くとスレートが使い物にならなくなり交換が必要になりますが、今ならまだ塗装でなんとかなるでしょう。
軒天もだいぶ汚れてきていますのは、単純に年数が経っているというだけでなく、外壁同様に塗膜が劣化し汚れが付着しやすい状態になっているからです（右写真）。

 

スレートの目地に施しているコーキングが経年によって痩せて隙間ができてしまっています（左写真）。この隙間から水分が侵入して雨漏りしてしまう可能性がありますので、コーキングは打ち替える必要があります。他のコーキングを見ると痩せだけでなく硬化してひび割れしているところも見つかりました(右写真）。コーキングは本来柔軟性を有しており建物の伸縮に追従するのですが、経年で硬化してしまうと追従できなくなりこのようにひび割れを起こします。どちらにしてもコーキングの耐用年数はゆうに過ぎていますので早急に対応しなければなりません。

今回の調査の結果、外壁塗装とコーキング打ち替え。さらに軒天などの塗装をご提案いたしました。（外壁塗装についてはこちらも合わせてご覧ください。外壁の塗り替えをお考えの方へ）
別荘といっても普通のお住まい同様に定期的な点検やメンテナンスをしなければ建物が傷んでしまいます。あまり利用しないからこそ気が付かない不具合もあるはずですので、長年お手入れをしていない場合は一度専門業者に点検を依頼することをお勧めします。街の外壁塗装やさん横浜店では点検お見積りは無料ですので、お気軽にご連絡ください。

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