更新日：2021年11月09日

塗装されたブロック塀

　横浜市港北区大倉山にお住まいのお客様より、自宅の敷地の境界に立っているブロック塀の塗装が劣化してきたので、状態を確認して再塗装の見積もりが欲しいとご相談をいただきました。

　現地にお伺いしてみると、ブロック塀が内側だけ塗装されている状態となっており、最後の塗装から約10年が過ぎたということもあって劣化が激しい状態でした。

チョーキング現象が起きていました

　指で塗膜に触れると白い粉のようなものが付着してきますが、これはチョーキング現象と言って塗膜の劣化を示すサインです。チョーキング現象が起きた塗膜は撥水性が失われてしまい、塗膜の役割を果たせなくなってきます。塗り替え時期を知らせるサインだと言われています。外壁にも同じ現象が起こってくるので、塀だけではなく塗装全般に有効な点検方法です。ご自身でも簡単に点検できるので、ご自宅でもぜひ試してみてください。

塗膜の膨れ・剥がれを確認

　塗膜の膨れ・剥がれも多々見受けられました。ブロック塀や擁壁などは地面に直接立てられることが多いですが、地下からの湿気などを吸って、吸った湿気が気化して排出されていくようになっています。そこに塗料で蓋をすると、塗膜が押されて膨れなどに繋がっていきます。透湿性の高い塗料で塗装すればある程度は防ぐことができますが、塀を塗装するときはそもそも長持ちするものでは無いことを念頭に置いておく必要があります。今回の塀も劣化が酷い状態だったので、剥がれそうな面は剥がした上で、再塗装する内容でお見積りを作成することになりました。

　私たち街の外壁塗装やさんでは、緊急事態宣言解除後も新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用・手指の消毒を入念に行っています。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。

　記事内に記載されている金額は2021年11月09日時点での費用となります。
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