更新日：2023年03月07日

外壁はスタッコ仕上げでした

　川崎市麻生区岡上にお住いのお客様より、外壁の劣化が気になってきたので状態を確認してほしいとお声かけをいただき、現地調査にお伺いしてきました。外壁はモルタル外壁でしたが、仕上げ材にはスタッコが使われていました。ザラザラとした質感はジョリパット仕上げにも似ていますが、スタッコ外壁の場合は粒の一つ一つが大きいのが特徴です。

スタッコ外壁のメリットデメリット

　スタッコ外壁は先述した通りジョリパット仕上げやリシン吹付仕上げに非常に似ています。見分け方としては仕上げ材の厚みと、材料の粒の大きさで見極めていきます。その他の仕上げ方の場合は表面に薄く仕上げられていることが多いですが、スタッコ仕上げの場合は非常に厚く、5～10ｍｍほどの厚みがあります。その分耐用年数も長いことで知られるスタッコ仕上げですが、表面がざらざらとした仕上がりであるため、表面に汚れが付着しやすいというデメリットあります。

塗り替えの際には注意が必要

　スタッコ仕上げの外壁も塗装によるメンテナンスが可能ですが、表面がざらざらとしており厚みのある仕上げ方の影響で、塗料をよく吸い込むという特徴があります。通常の外壁であれば塗料缶2缶で足りるような工事が、スタッコ外壁の場合は倍の塗料缶を使ってしまうということも珍しくないので、メンテナンス費用が少し高くなる傾向にあります。また、湿気を含みやすい外壁なので、透湿性の高い塗料で塗装してあげることも重要です。外壁塗装工事の価格は人気のラジカル系塗料で¥690,800(税込)～承っております。

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