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    モルタル外壁の南側にひびが多い原因は?理由と対策方法をご紹介

    更新日:2023年04月06日

     本日は、南側の壁面でひび割れが多く発生していたご住宅についてご紹介していきます。使用されていた外壁材は「モルタル外壁」で、外壁材の中でも特にひび割れが発生しやすい外壁材です。モルタル外壁の南側にひび・亀裂が発生する原因と対策、補修方法について解説していきます!

    モルタル外壁の南面のひび

    南側の壁面にひび割れが多く発生する原因は?

    モルタルのひび割れ
    モルタルのひびの拡大
    紫外線が影響

     モルタル外壁の南面にひびが多く発生してしまう主な原因としては、日当たりが良く紫外線の影響を受けやすいということが挙げられます。モルタル外壁は雨水を吸い込んでしまうと膨張し、乾燥時に収縮するという特性があり、この変化を繰り返すことで外壁が動きに耐えられなくなっていくというのがひび割れが起こる主な流れです。

    外壁塗装の効果


     日当たりのいい面ではむしろ吸水を防ぎやすいようにも思えるのですが、ここには外壁塗装の特性が関連してきます。美観性の維持を目的に行われることも多い外壁塗装ですが、ここで大切なのが塗装によって外壁に「防水性の高い塗膜」を形成することができるという点です。
     塗膜が健全な状態である場合は防水性によりモルタル外壁の吸水を防ぐことができるのですが、塗膜が劣化すると性能が低下しモルタル外壁の吸水とひび割れを招くようになります。塗膜は紫外線の影響により劣化が促進されるため、日当たりのよい南面ではひびが多く発生してしまうというわけなのです。

    ひび割れの対策方法

     上記の理由から、モルタル外壁のひび割れの対策としては定期的に外壁塗装をしてあげることが重要です。塗装のタイミングを判断するには、以下に注意してご自宅の外壁をチェックしてみてください。

    ひび割れ
    チョーキング現象(外壁表面に白い粉が浮き出る現象)
    苔や藻、カビ
    ・汚れや色褪せ

    チョーキング

    モルタルの苔や藻

     これらがご自宅の外壁に見られるという場合は塗膜が劣化していると考えられますので、ひび割れ被害が拡大してしまう前に塗装メンテナンスを検討していきましょう。もしすでにひび割れが発生しているという場合も、新しいモルタル材をひびへ充填してから外壁塗装をすることでカバーできますので、放置せず専門業者へメンテナンスをご依頼くださいね。

    ひびにモルタル充填
    モルタルでひびを補修
    外壁塗装で保護
    塗装完了後

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