更新日：2023年05月12日

　サイディング外壁にひび割れが起こったまま放置をしてしまうと、隙間から雨水が入り込み雨漏りが起きてしまう場合があります。
　軽微なひび割れでしたら塗装などで埋めることができますが、雨漏りが起きているという場合はそうはいきません。今回はひび割れによって雨漏りが起きてしまったサイディング外壁にて実施した、外壁張替え工事の様子をご紹介させていただきます！

工事のきっかけ

　お客様から、「家の中で雨漏りが起きてしまっているようなので、原因を調査してほしい」とご依頼をいただきました。。
　お客様自身が家の外壁をチェックされたところ、外壁にひび割れを発見されたそうです。そのため、お客様はこの外壁のひび割れが雨漏りの原因ではないかと考えられていました。

　雨漏りの原因はさまざまで、外壁のひび割れだけでなく、窓枠（サッシ）やバルコニーなどからの雨漏りも一般的です。このような状況を踏まえ、我々は早急にお客様のお住まいへと向かい、現地での検査と調査を行うことになりました。

雨漏り原因の特定

　お客様の住まいは築20年程度で、外壁は現在一般的なサイディング材で構成されていました。サイディングはセメントと繊維質を主成分とし、これらを組み合わせて作られたボードを外壁に貼り付けて施工するものです。

サイディングで雨漏りの原因となるひび割れ、シーリング劣化

　サイディングにひび割れが見られるとのことでしたが、多くの人はひび割れはモルタル外壁に特有の問題だと考えがちです。しかし、実際にはサイディング外壁でもひび割れは起こりえ、放置してしまうとそのひび割れは次第に拡大してしまいます。

　調査の際に、特に釘周りのサイディング外壁が剥がれているのが確認できました。サイディングはボードを外壁に貼り付ける際、ボードとボードの間には防水施工のためにシーリングが施されます。しかしながら、このシーリングは通常5年ほどで劣化し、ひび割れや亀裂が入り雨漏りの原因になることもあります。

サイディング外壁の張替工事の様子

　お客様のお住まいでは目地の劣化、外壁材の腐食、ボードの反りや浮きが明らかでした。これらの問題を解決し、雨漏りを止めるため、外壁の張替工事を進めることになりました。

外壁下の透湿シートの確認と外壁の張替

　外壁を剥がすと下に設置されていた透湿シートに雨染みが確認できました。これが雨水が家の内部に浸入していた原因のようです。透湿シートは湿気を逃がす役割を果たすものですが、これが腐食するとその機能を失います。

　外壁材を取り外した後、新たな外壁材を張り替えていきました。今回は部分的な張替でしたので、新旧の外壁材の色が異なりましたが、後ほど塗装を行うため、違和感はなくなります。張替が完了したら、次に目地のシーリング工事を行いました。

外壁塗装でサイディング外壁の耐久性をアップ

　続いて周囲の外壁との色合わせのために塗装を行いました。塗装によって美観性が向上することはもちろん、外壁の耐久性も高まります。
　まずは下塗りを行い、その後の塗料同士の密着性を高めます。下塗りが完了し、しっかりと乾燥した後、仕上げの中塗り、上塗りを行い、塗装工事が完了しました。

外壁張替え工事と外壁塗装工事の完了

　サイディングボードの外壁の場合、モルタル外壁とは異なり、劣化や不具合が見られた場合でも部分的に新しく張り替えることが可能です。
私たち、街の外壁塗装やさんでは、外壁塗装だけでなく、外壁の張替工事、屋根塗装工事、防水工事も対応しております。

　調査からお見積りまで無料で行っておりますので、お住まいの雨漏りや外壁の劣化症状にお悩みの方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。お客様のお悩み解消のために、最善を尽くしてサポートさせていただきます！

　記事内に記載されている金額は2023年05月12日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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