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モニエル瓦への塗装の重要性と塗装時の注意点
更新日:2023年07月18日
モニエル瓦の特徴
・現在は生産が中止されている屋根材です。
・モニエル瓦は輸入品の瓦で、1970~1980年代に人気を集めていました。
・主にヨーロッパで広く普及しており、色のバリエーションが豊富です。
・コンクリートでできており、2010年に日本モニエルという会社が撤退したことで国内での製造が終了となりました。
モニエル瓦を維持するためには塗装が大切
モニエル瓦はすでに製造が中止されているため、今後も使い続けていくためには塗装をおこなって耐久性を高めてあげる必要があります。塗装による効果は以下の通りです。
1.色あせや汚れの防止: モニエル瓦は経年劣化により色があせてしまうことがあります。また、カビやコケが生えることもあります。塗装を行うことで、これらの問題を防止し、瓦の見栄えを良好な状態に保つことができます。
2.屋根材の吸水を防ぐ: モニエル瓦はコンクリート製であるため水がしみこみやすいというリスクがあります。塗装を行うことで、瓦の表面を保護し、吸水しにくくすることができます。
3.長寿命化: モニエル瓦は塗装によって耐久性が向上し、寿命を延ばすことができます。塗装により瓦の表面が保護され、経年劣化による色あせや水漏れのリスクを軽減することができます。
以上の理由から、モニエル瓦への塗装メンテナンスは重要です。定期的な塗装によって、瓦の美観を保ち、耐久性を向上させることができます。また、塗装には専用の下塗り材やプライマーを使用する必要がありますので、専門知識や適切な手順を守ることも重要です。
塗装を難しくするモニエル瓦のスラリー層
モニエル瓦のスラリー層は、特殊な着色層のことです。この層が塗装を難しくしています。スラリー層は塗料の乗りが悪く、塗装を阻害するため、塗装する際にはスラリー層の扱いに注意する必要があります。
モニエル瓦塗装時の注意点
モニエル瓦の塗装時の注意点としてはやはり以下にスラリー層の対応をするかという点にあります。具体的な注意点は以下の通りです。
- スラリー層の除去または強化: モニエル瓦の表面にはスラリー層という特殊な着色層があります。このスラリー層は塗料の乗りが悪く塗装を阻害する可能性があります。そのため、塗装を行う前にスラリー層を除去するか、スラリー層を強化する必要があります。
- スラリー強化プライマーの使用: モニエル瓦の塗装には専用のスラリー強化プライマーを使用する必要があります。これにより、スラリー層を強化し、塗料の密着性を向上させることができます。
- ガムテープによる粘着テストの実施: スラリー層の強化が適切に行われたかを確認するために、ガムテープによる粘着テストを行う必要があります。スラリー層がガムテープに付着しなければ合格となります。
これらの注意点を守りながら、モニエル瓦の塗装を行うことで、長期間にわたり美しい外観を保つことができます。
今回はモニエル瓦の塗装について解説させていただきました。街の外壁塗装やさんではモニエル瓦への知識にも詳しい専門のスタッフが現地調査に伺わせていただいております。調査からお見積の作成まで無料で承っておりますので、お住まいの状態を診断してほしい、モニエル瓦を見てほしいという方はお気軽にご相談ください!
記事内に記載されている金額は2023年07月18日時点での費用となります。
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