更新日：2023年10月06日

リシン吹付仕上げの特徴は？汚れやすい？

外壁を綺麗に保つには？

　外壁を綺麗に長く維持する秘訣は定期的な外壁塗装です。外壁塗装は塗り替えることで見た目を綺麗にするという目的もありますが、それ以上に大切なのが「汚れにくい外壁になる」「耐久性が高まる」という点です。そこでここからは、実際にリシン仕上げのモルタル外壁へ外壁塗装をおこなった際の様子をご紹介していきます。

塗装前の状態

　こちらの外壁にはリシンが吹付けられていますが、汚れが溜まっていることが確認できます。リシン吹付けで凹凸が細かいため、薬品で洗浄してから塗り替えることが望ましいです。また、一部では亀裂が発生している箇所があり、塗装前にシーリングで補修してあげる必要があります。

外壁塗装開始！

　まずは汚れを落とすため、専用の薬剤を使用してバイオ洗浄をしていきます。薬剤の浸透を待ってから高圧洗浄していくと、みるみる汚れが落ちていきます。洗浄後、乾燥時間を設けたら次は下塗り作業です。リシン仕上げでは凹凸の文表面積が大きくなり、初めての塗り替えの場合は塗料も吸い込んでいきますので下塗り時には見た目の面積以上に塗料を多く使用します。

　下塗り後はラジカル制御型塗料、パーフェクトトップを使用して仕上げていきます。中塗り、上塗りと2回に分けて重ね塗りをすることがポイントで、これによって塗料のムラがなくなり、塗膜の厚みも増して塗料の性能を最大限発揮することができるようになります。

　記事内に記載されている金額は2023年10月06日時点での費用となります。
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