更新日：2024年04月23日

フッ素塗料は塗料の中でもグレードが高い塗料で、機能性・耐久性に優れているという特徴があります。
塗料選びでは、価格と耐用年数のバランスが非常に重要になってきますので、本日はフッ素塗料の価格や耐用年数について、他の塗料と比較しつつご紹介していきます！

フッ素塗料の特徴

フッ素塗料の特徴は耐久性が非常に高いことです。


耐用年数が長いことで、塗り替えの頻度を減らすことができ、長期的なコストが削減されます。


また、フッ素塗料は親水性があり、外壁に付着した汚れを雨水と一緒に流してくれるため、汚れが付着しにくいです。

一方で塗膜が硬いためひび割れやすい外壁材には向かないという特徴があります。


フッ素塗料は光沢性も高く、この高耐久性と低汚染性により長い期間で住宅を綺麗に保ってくれる、コストパフォーマンスの良い塗料と言えます！

他の塗料との比較

価格の比較

塗料の種類	単価相場（1㎡あたり）
アクリル塗料	1,000円〜1,800円
ウレタン塗料	1,800円～3,000円
シリコン塗料	2,500円～4,000円
ラジカル塗料	3,000円～4,500円
フッ素塗料	3,500円～5,500円
無機塗料	4,000円～6,000円

フッ素塗料は、塗料の中でも高グレードな塗料となります。


上記塗料の中でも一般的な性能を持つ塗料がシリコン塗料という塗料なのですが、比較すると単価は1.4倍程度です。


そのためフッ素塗料は初期コストを抑えたいという方には若干高めな塗料となりますが、その分耐用年数が長いため長期的なコストは削減されるという特徴があります。

耐用年数の比較

塗料の耐用年数とは、塗料がその性能や効果を維持できる期間のことを指します。


各塗料メーカーは、塗料がどの程度耐久性を維持できるかを示す耐用年数を設定していて、塗り替えの目安として重要な情報となります。

塗料の種類	耐用年数
アクリル塗料	5〜8年
ウレタン塗料	7〜10年
シリコン塗料	10〜13年
ラジカル塗料	12〜15年
フッ素塗料	13〜15年超
無機塗料	15〜20年

上記表を見てみると、フッ素塗料の耐用年数は他の塗料と比べて長めです。


塗料の耐用年数は価格に比例するため、単価が比較的高価であるフッ素塗料は耐用年数が長く、より長く外壁を綺麗に保ってくれます！

塗料の選び方

塗料はご予算やどの程度の間隔でメンテナンスをしたいかなど考慮し、塗料の価格と耐用年数のバランスを見て選択していくことが大切です。


また、10年程度で住宅を手放す予定がある場合などは、フッ素塗料の高寿命性はややオーバースペックになります。


あまり初期コストを多くかけたくないという方はその分低価格な塗料を、メンテナンス回数は極力少ないほうがいいという方はフッ素塗料など高機能な塗料を選択しましょう！

塗り替え頻度が削減されるメリット

耐用年数が長い塗料はその分塗り替え頻度が削減されますが、塗り替え頻度が減るということにはいくつかのメリットが存在します。

・足場の仮設費用が節約できる

高所の作業が必要になる住宅塗装では足場の仮設が必須です。


この足場の仮設にも費用が発生し、その価格は10万円～20万円前後です。


そのため住宅塗装の回数が多いほど、この足場費用にかかる金額も増えていくことになります。


一方、フッ素塗料であれば塗り替え回数が削減されるため、足場仮設にかかる費用を節約することが可能です！

・工事にかかる負担が削減される

住宅塗装では、業者選びや現地調査の立ち合い、担当者との打ち合わせ、近隣の方への配慮、作業音の発生、洗濯が難しくなるなど、施主様にはご負担となるような場面も多いです。


フッ素塗料など高耐久な塗料を使用することで塗装回数が減り、上記のようなご負担を軽減することができます！

今回ご紹介させていただいたように、フッ素塗料には高価な分、価格に見合った様々なメリットが存在しています。


塗料選びではコストパフォーマンスも考慮して、ご自身のご予算やメンテナンス計画にぴったりな塗料を選択していきましょう！


私たち、街の外壁塗装やさんでは塗料選びのご相談やお住まいの調査・お見積りを全て無料で承っております！


フッ素塗料を検討している、最適なメンテナンス方法を知りたいという方はぜひお気軽にご相談ください！

　記事内に記載されている金額は2024年04月23日時点での費用となります。
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