更新日：2024年05月03日

問題の屋上防水

　相模原市中央区水郷田名にお住まいのお客様より、屋上からと思われる雨漏りに悩まされているので状態の確認と工事の見積をお願いしたいとお問合せをいただき、現地調査にお伺いしてきました。

数年前に再防水工事をしたとのこと

　屋上は数年前に防水工事を行ったとのことで、状況から見て10年近くは経っているのでは？というような状態でした。

　もともと土嚢様な防水がされていたかは記憶していないとのことでしたが、おそらくこの造りであればアスファルト防水などが施工されていたのではないかと思います。

FRPで防水カバーを行った様子でした

　新規に防水した工法はFRP防水の様子でした。

　FRP防水はガラスマットを敷設しポリエステル樹脂を染み込ませ、硬化させる工法で、軽量で高耐久性が特徴です。

　耐用年数は約20年程が目安で、急速に乾燥・効果させる工法を用いるため工期も短いです。

　FRP防水は紫外線に弱いため、トップコートでの保護が必要です。

　防水層に浮きや膨れが起きる可能性もあるため、定期的なメンテナンスが重要です。

　FRPは硬いことがメリットでもありデメリットでもあります。伸縮性に優れないため、適切な施工が必要です。

端部の処理が甘くて口が開いていました

　立ち上がり端部の処理が甘く、ただくっつけただけのようで、パックリと口が開いてしまっていました。

　これでは防水層の下にどんどん水が入ってしまうので、雨漏りを起こすのも仕方ないといった状況でした。

　端部だけをコーキングで補修する方法もございますが、コーキングが切れればまた雨漏りを起こしてしまうので、水切りを新設するなどの工事が必要な状態でした。　

　私たち街の外壁塗装やさんでは、点検・お見積りを無料で対応しております。お住まいのことでお悩みやお困りごとがあれば、お気軽にお問合せいただけますと幸いです。

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