更新日：2024年05月08日

防水紙（ルーフィング）って何？

　防水紙（ルーフィング）は、屋根や壁などの建築物に施工される防水材料の一種です。屋根材の下に敷かれ、野地板への浸水・雨漏りを防ぐために使用されています。
　防水紙は通気性があり、水分を外部に逃がすことができるため、建物内部の湿気を防ぐ効果もあります。

　また、耐久性が高く、長期間の使用にも耐えることができます！✨

アスファルトルーフィングとは

　アスファルトルーフィングは防水紙の一種です。混合物のない純粋なアスファルトを基材（ペーパーや不織布）に浸透させたもので、一般的によく利用されています。

　アスファルトルーフィングは、簡単に取り付けられるため、施工が比較的容易という特徴があります。

　新築の場合、特に指定がない場合は一般的に「アスファルトルーフィング940」が使われますが、耐久性は比較的低いグレードになります😖💦

　耐用年数は10年ほどであり、比較的交換時期が早いですが、改質アスファルトルーフィングなどの改良型も存在し、耐久性を高めることができます。

改質ゴムアスファルトルーフィング

　先述したアスファルトルーフィングの進化形が「改質ゴムアスファルトルーフィング」です。改良型アスファルトルーフィング、または改良型ゴムアスファルトルーフィングとも呼ばれ、「ゴムアス」と略されることもありますが、これらはすべて同じタイプの製品です。

　通常のアスファルトには状態変化による劣化の問題があるのですが、改良型アスファルトにはゴムや合成樹脂、ポリマー、プラスチックなどが混入されているため耐久性が向上しています！😄✨

　耐用年数が20年ほどで、通常のアスファルトルーフィングよりも耐久性が高い特徴があります。

お家に合った適切なアスファルトルーフィングの選び方

　防水紙を選ぶ際には、耐久性や施工のしやすさ、防水効果などを考慮する必要があります。適切な防水紙を選ぶことで、建物の雨漏りを防ぎ、長期的なメンテナンスコストを抑えることができます！

　防水材にはさまざまな種類がありますが、特に改質アスファルトルーフィングは耐久性が長く、スタンダードな選択肢といえます👍

　実は防水材の耐用年数は屋根リフォームのタイミングに大きな影響を与えます！屋根材よりも防水材の寿命が短いと、屋根材がまだ寿命を迎えていなくても、防水材を交換する必要が出てきてしまうのです💦

　例えば、瓦のように一度外して再度取り付けできる屋根材であればまだいいのですが…スレートやアスファルトシングル、金属屋根材などは再利用できないため、最終的には屋根葺き替え工事を行い、屋根材ごと新しく交換する必要があります。

　そのため、屋根材の交換時期と同等かそれ以上の耐用年数を持つ防水材を選ぶことが重要なのです！😖

防水紙のことも街の外壁塗装やさんにお任せください！

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　記事内に記載されている金額は2024年05月08日時点での費用となります。
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