更新日：2024年05月09日

ベランダ・バルコニーの防水方法としてオススメなのがFRP防水という防水方法です。


防水には他にウレタン防水やシート防水などがありますが、FRP防水はこれらに比べどのようなメリット・デメリットがあるのか、ご紹介させていただきます(^^)/


私たち街の外壁塗装やさんで施工させていただいた実際のメンテナンス事例もご紹介しますので、ぜひご覧ください！

FRP防水のメリット

・耐用年数が長め
FRP防水は耐用年数が12～20年程度と長めであり、定期的なメンテナンスを行うことで耐久性を保つことができます。

また、摩耗性にも優れるため歩行時の衝撃などにも強いです！

・継ぎ目がない
FRP防水は継ぎ目がないシームレスな防水層を形成できるという特徴があります。

そのため、シート防水のように剥がれが生じたりすることがありません！

・軽量
FRP防水は他の防水方法と比較して軽量です！

屋根の重さは建物の耐震性にも影響をするため、安心性が高い防水方法と言えます。

FRP防水のデメリット

・費用が高め
FRP防水は他の防水方法と比較して費用が高いです。

その分耐久性に優れるため、長期的なメンテナンスプランを考えた上で検討しましょう(^^)/

・伸縮性に優れない
FRP防水は硬めの防水層となるため伸縮性があまりなく、建物に動きが生じた場合ひび割れが発生する恐れがあります。

施工の際は専門業者とよく相談し、施工に適しているかどうか判断してもらいましょう！

メンテナンス事例のご紹介

ここからはお客様からご依頼をいただき、既存のバルコニーにFRP防水を施工させていただいたメンテナンス事例をご紹介します。

「去年からバルコニーから雨漏りがしているので修理してほしい」とのことで、お客様よりご相談をいただきました。


約16年前に改装し、ルーフバルコニーが設置されたそうですが、その下の2階の天井から雨漏りがするようになったとのことです。


実際に現場を拝見し、調査をしたところルーフバルコニーの床に損傷があることがわかりました。


足で踏むとふかふかとした感触があり、腰壁との境目から入り込んだ雨水が入り込んで空間を作ってしまったようです。


今回は経過年数も考慮し、雨漏りを解消すべく、既存の防水処理をすべて撤去した上で新たにFRP防水処理を施工させていただくこととなりました。

まずは既存の床を剥がし、損傷した部分のコンパネを交換します。


雨漏りして傷んだ個所のコンパネのみ剥がし、新しいコンパネに張り替えていきます。


傷んでいない部分では上からコンパネを重ね張りすることで撤去する手間も費用も節約しつつ、防水性や強度を高めます。

続いて立ち上がり部分には三角形の形をした面木を設置して隙間を埋めました。直角にならないよう処置をすることで、亀裂が入ることを抑制しています。


プライマーという下地調整材を塗布してから、いよいよFRP防水の施工です。

ガラスマットとポリエステル樹脂を重ねていきます。特に立ち上がり部分には丁寧に施工します。


FRP防水で重要となるのが、最後のトップコート塗装です。


トップコート塗装をすることでFRP防水の耐久性が高まり、より長くFRP防水を維持することができるようになります。


トップコート塗装を終えたら、FRP防水の施工は完了です！

今後は10年程度を目安にトップコートメンテナンスをおこない、FRP防水を紫外線から守ってあげましょう(^^)/


私たち、街の外壁塗装やさんではベランダ・バルコニーなどお住まいの調査・お見積りを無料にて承っております。


ベランダやバルコニーのメンテナンス、FRP防水のことでお悩みの際はぜひ街の外壁塗装やさんへお任せください！

　記事内に記載されている金額は2024年05月09日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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