更新日：2024年05月28日

屋根の防水シートの役割

防水シートはその名の通り防水性に優れているため、敷設されることで内部への雨水の侵入を防ぎます。


そのため、もし屋根材に異常が見られるという場合であっても、防水シートが健全な状態であれば屋根からの雨漏りはまず起こりません。


反対に、防水シートが経年によって破れている場合などはそこから雨漏りが進行する可能性があるため、メンテナンスの重要性も非常に高い部材であると言えます。

防水シートのメンテナンス方法

防水シートは種類にもよりますが、20年ほどが経過すると劣化症状が見られるようになります。


屋根材として普及率の高いスレート屋根やガルバリウム鋼板などの耐用年数も20年から25年程度であることが多いため、20年～30年程度を目安に屋根材と併せて防水シートのメンテナンスをおこなうことがオススメです。


屋根カバー工法や屋根葺き替え工事をおこない、防水シートと屋根材を新しくしましょう。

屋根カバー工法とは

屋根カバー工法は、現在の屋根材の上に新しい屋根材を設置する屋根リフォーム方法です。


既存の屋根材を下地に見立て、その上に新しい防水シート、屋根材が設置されます。


この方法は、古い屋根を取り除かずに新しい屋根を設置するため、屋根の撤去作業が必要ないという利点があります。


撤去作業がないことでこのあとご紹介する屋根葺き替え工事よりも工期が短くなり、費用も抑えることが可能です。


ただし、屋根カバー工法では屋根が二重になる分、お住まいへの負担も増加します。


屋根カバー工法では軽量なガルバリウム鋼板が使用されるため影響は最小限になりますが、耐震性をより重視したいという方や、下地・屋根材の劣化が著しいという場合には屋根葺き替え工事を選択しましょう！

屋根葺き替え工事とは

屋根葺き替え工事は、築年数が30年以上経過している場合や、雨漏りが起きている場合など、屋根の劣化が進んでいる場合に行われるリフォーム方法です。


この工事では、古くなった屋根材を撤去し、新しい防水シートと屋根材を取り付けることで屋根全体をリニューアルします。


屋根材の撤去が必要になる分、屋根カバー工法と比べ工期は長く、費用も高額になります。


しかしその分下地から補修・交換が可能であり、屋根の寿命を完全回復させることが可能です。


また、屋根カバー工法では一部屋根材に適用できない、雨漏りがある場合には施工できないなどいくつかの条件がありますが、屋根葺き替え工事ではそのような制約もありません。


屋根の問題を根本的に解決したいという場合は、屋根葺き替え工事を選択しましょう！

防水シートに問題がないときは？

築年数が10年程度であるという場合は、屋根材の色褪せや一部劣化などが見られるようになりますが、防水シート自体には問題がないというケースが多いです。


防水シートに問題がないが屋根材のメンテナンスが必要であるという場合には、屋根塗装によるメンテナンスが有効です。


屋根塗装には屋根材の軽微なひび割れを埋めたり、紫外線や雨水への耐性を高めるなどの効果があります。


屋根塗装をすることで屋根材の寿命が延び、美観性も高まりますので築年数が10年～20年前後であるという方はぜひご検討ください！

私たち、街の外壁塗装やさんではお住まい全体を入念に調査したうえで、お客様のご要望に沿った最適なメンテナンスプランをご提案させていただいております！


調査からお見積りまで無料で承っておりますので、防水シートや屋根材のメンテナンスをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください！

　記事内に記載されている金額は2024年05月28日時点での費用となります。
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