更新日：2024年06月23日

外壁塗装では独特の臭いが発生するため、外壁塗装の臭いを対策したいという方も多いと思います。

そこで本日は、外壁塗装の臭いの原因や発生する期間など解説しつつ、有効な臭い対策についてご紹介させていただきます！

臭いの原因

外壁塗装の臭いの原因は、主に塗料に含まれる揮発性有機化合物（VOC）が挙げられます。


外壁塗装における一般的な塗料には揮発性有機化合物が含まれており、これが塗料が乾燥する際に揮発して臭いを発生させます。


特に油性の塗料は揮発性有機化合物が多く含まれており、そのために外壁塗装で独特の臭いが発生するのです。

臭いによる影響

外壁塗装による臭いは、以下のような悪影響を引き起こす可能性があります。

快適性の低下

臭いが強い場合、住民や周囲の環境にとって快適性が低下します。


特に塗装が近隣住宅に影響を与える場合、生活環境の質が一時的に悪化する可能性があります。

健康への影響

外壁塗装に使用される塗料中の揮発性有機化合物（VOC）は、一部が有害な影響を及ぼすことが知られています。


長時間の曝露によって、吐き気や頭痛などの健康被害が懸念されます。

近隣住民との関係悪化

塗料の臭いが強いと、ご近所の方の生活にも影響を与えてしまい、関係が悪化してしまう可能性があります。


外壁塗装の際、事前に臭い等発生する可能性があること、どれくらいの期間工事があるということをお伝えできるとよいです。

臭いの期間

外壁塗装の工程には、足場の仮設や高圧洗浄、下地処理、下塗り、中塗り、上塗りと様々な工程が存在します。


このうち、主に塗料の臭いが発生する期間は中塗りと上塗りの二つです。


中塗りと上塗りには乾燥時間を含めて３日ほどがかかる場合が多いため、工程表などで臭いの発生する期間を把握しておくとよいでしょう。

臭いの対策

外壁塗装では臭いの対策方法として換気をする、マスクをつけるというものが紹介されることが多いのですが、最も効果的な対策方法は、臭いの少ない塗料を使用することです。


塗料には水性塗料と油性塗料がありますが、水性塗料は臭いが少ないです。


そして、油性塗料でも製品によって臭いが少ないものがあります。


油性塗料はシンナーの強さによって強溶剤塗料と弱溶剤塗料に分けられるのですが、弱溶剤塗料のほうが臭いが少ないです。


匂いの少ない順に並べてみると、水性塗料、油性塗料（弱溶剤）、油性塗料（強溶剤）となります。


さらに油性塗料は1液型塗料、2液型塗料に分類され…と続いていくのですが、塗料の種類にまで考えてしまうと非常にややこしくなってしまうかと思います。


そこで、臭いの少ない塗料選びではF☆☆☆☆の塗料であるかどうか、を見ていただくことがオススメです！

F☆☆☆☆の塗料とは

F☆☆☆☆というのは塗料に記載されているホルムアルデヒドの放散量の指標で、星が多いほど放散量が少ない＝臭い・人体への影響が少ないです。


F☆☆☆☆はその中でも最上級の等級であるため臭いが少なく、外壁塗装の臭いを抑えたいという方にオススメです！

近年の塗料は臭いも最小限

塗料は年々性能が向上しており、近年の塗料は臭いもかなり抑えられています。


多くのメーカーがF☆☆☆☆の塗料を販売しているため、匂いの少なさを重視することで塗料の選択肢が狭まってしまうということもないはずです。


ただ、それでもやはり臭いに敏感な方は塗料の臭いが気になってしまうと思いますので、その場合は中塗り・上塗りの工程時に外出する計画を立てるということもオススメです。


工事前に工程表を作成し、臭いの少ない塗料選びにも親身になって相談にのってくれる業者であれば安心ですね。


私たち、街の外壁塗装やさんでは、工事前には工程表をお渡しし、工事によってご不快な思いをさせてしまうことがないようご近隣の方へのご挨拶も欠かしません。


ご相談、調査、お見積りは無料で承っておりますので、外壁塗装の臭いに不安があるという方はぜひお気軽にご相談ください！

　記事内に記載されている金額は2024年06月23日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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