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陸屋根・屋上の「破れ」は屋上防水の劣化!?雨漏りを未然に防ぐ防水工事の必要性を徹底解説!
更新日:2024年07月28日
一般的な屋根形状と違い、陸屋根・屋上と呼ばれる屋根は傾斜がほとんどないことから、「日当たりが良い生活スペース」として屋根を活用できることが大きな魅力です!
ビルやマンションなどの建物だけではなく、最近では一般的なお住まいにも採用され、家庭菜園や洗濯物を干す場所として活躍してくれます(^^)/
しかし、その一方で傾斜のない陸屋根・屋上は傾斜がほとんどないことから水はけが悪く、定期的な「防水工事」は欠かすことは出来ません!
今回は、陸屋根・屋上に施された防水工事の劣化症状や、その原因を現地調査の様子と併せて詳しくご紹介させていただきます!
陸屋根・屋上からの雨漏り被害を招く防水工事の劣化
防水工事の種類は様々ですが、陸屋根・屋上に採用されることが多い方法が「シート防水」です。
耐久性に優れるシート状の防水材を敷設する工事方法が特徴で、広い面積の防水工事に適しています!
そうした中、「屋上の一部が破れてきてしまっている…」とご相談いただくことも多いのですが、これはシート防水の劣化が進行しているサインと言えます(>_<)
シート防水の耐用年数はゴムシートで約10~15年、塩ビシートで約10~20年程度と言われていますので、寿命が近づくにつれて、破れ・ひび割れ・浮きなどの劣化症状が発生しやすくなります。
上記の様な劣化症状は防水性を著しく低下させてしまいますので、雨漏り被害に繋がるリスクが大きい状態です。
定期的なメンテナンスを行うことで、雨漏り被害を未然に防ぎましょうね(^^♪
防水層の劣化原因とは?
防水層が劣化してしまう原因は様々ですが、共通して大きな劣化要因となっているのが「紫外線」です。
防水シートに含有された「可塑剤」の劣化・流出が進行することでシートの硬化を招き、破れやすい状態になってしまいます(>_<)
また、屋上・陸屋根は、非常に日当たりが良い環境です!洗濯物の物干しスペースとしてはうれしいですが、非常に劣化が進行しやすい環境と言えます(:_;)
人の出入りの頻度・使用環境によっても劣化の進行は異なり、さらに天災の被害を受けてしまう可能性もありますので、耐用年数に限らず劣化症状を確認したら定期的な点検を行うことが大切です!
防水層の劣化が進行している屋上の現地調査
続いて、相模原市緑区橋本にお住まいのお客様より、「施設の屋上の防水層がグニャグニャになっているので状態を確認して欲しい」とお問合せをいただいた現地調査の様子をご紹介いたします!
防水層を拝見すると、シート防水の上からウレタン密着防水が施工されており、元々のシート防水が劣化したことでシートがヨレてしまっており、上から施工したウレタン防水ごとダメになってしまっている状態でした。
シート防水へのウレタン防水は既存の状態を見て判断する必要がありますが、シワなどが生じている所に密着工法の防水をしてしまうと、新しい防水ごと不具合を起こしてしまうので、注意が必要です(;´・ω・)
避けてしまった防水層
部分的にヨレだけではなく、防水層が裂けてしまっている部分もありました。
シート防水は経年劣化で縮んでしまうことが多いため、今回もその症状と考えられます。
このように裂けてしまった防水層は部分的に補修することも可能ではありますが、経年の影響を考えるとそのほかの部分もどんどん裂けていくことが考えられるため、部分補修は現実的ではありません。
予算にもよるかと思いますが、防水層の寿命だととらえて、全体工事をオススメいたします。
雨漏りが多い排水口周り
排水口周りは特に雨漏りが多い部分です。
理由としては、単純な平場などよりも防水層の隅や取り合いなど重なる部分などが多くなるので、それだけ劣化が早くなってしまうからです(;´・ω・)
今回の防水層でも、排水口周りの防水は既に切れてしまっている状態だったので、部分的な工事というよりは、全面の防水工事がオススメと言える状態でした。
私たち街の外壁塗装やさんでは、点検・お見積りを無料で対応しております。お住まいのことでお悩みやお困りごとがあれば、お気軽にお問合せいただけますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2024年07月28日時点での費用となります。
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