更新日：2024年08月31日

外壁材には様々な種類がありますが、中でも「モルタル」と「サイディング」は多くの住宅で採用されている代表的な選択肢です。

それぞれの外壁材には異なる特徴があり、どちらを選ぶべきか迷うことも少なくありません。

本記事では、モルタルとサイディングの特徴、そして両者のメリット・デメリットを比較していきます！

それぞれの特徴

まずは、モルタル外壁とサイディング外壁の特徴を簡単にご紹介します！

モルタルの特徴

サイディングの特徴

モルタル外壁のメリット・デメリット

メリット

高いデザイン性：職人が手作業で仕上げるため、独特の風合いが得られます。

防火性：モルタルは不燃材であるため、火災時の安全性が高いです。

コーキングが不要：継ぎ目がないためコーキングが不要となり、メンテナンス性が高いです。

デメリット

職人の技術に左右されやすい：仕上がりに歯職人の技術が大きく関係するため、業者選びには細心の注意が必要です。

施工に時間がかかる：手作業が多いため、工期が長くなることがあります。

ひび割れに注意が必要：継ぎ目がないため衝撃を緩和することが難しく、経年劣化や地震などでひび割れが発生する可能性が高いです。

サイディング外壁のメリット・デメリット

メリット

工期が短い：工場で製造されたボードを貼り付けるだけなので、工期が短いです。

デザインの多様性：多彩なデザインや色から選べるため、好みの外観に仕上げることができます。

仕上がりが安定する：既存のボードを使用するため、職人の技術に左右されにくくなります。

デメリット

シーリングの劣化：接合部分に使用するシーリング材が劣化すると、雨漏りのリスクが高まります。

継ぎ目が発生する：シームレスな仕上がりを重視される場合には、やや継ぎ目が気になってしまうかもしれません。

モルタルとサイディングの比較

耐用年数：耐用年数はどちらも30年程度ですが、モルタル外壁の方が若干寿命が長い傾向にあります。ただし、モルタル外壁は施工技術にも左右されやすいです。

コスト：モルタル外壁の方が高価ですが、メンテナンスコストではシーリング補修が必要となるサイディング外壁の方が若干高くなります。

シーリングの有無：モルタルにはシーリングが不要ですが、サイディングにはシーリングが必要であるため定期的なメンテナンスが求められます。

ひび割れへの耐性：モルタルはひび割れやすいですが、サイディングは継ぎ目によって衝撃を緩和することができるため、ひび割れのリスクは低いです。

デザイン性：総じてモルタル外壁はデザイン性に優れます。サイディングも様々なデザインを選択可能ですが、モルタルは他にはないデザインにすることができます。

どちらも定期的な塗装メンテナンスが必要

モルタルとサイディングのどちらも、長持ちさせるためには定期的な塗装メンテナンスが欠かせません。

外壁塗装には外壁材の防水性や紫外線への耐性を高める効果があり、より長く綺麗で健全な状態を維持することができるようになります。

苔や藻、チョーキング現象、ひび割れなど、ほとんどの劣化症状に対して外壁塗装は有効となりますので、10年程度を目安に塗り替えをご検討いただくことが大切です。

モルタルとサイディング、どちらを選ぶべき？

モルタルとサイディングには、それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットがあります。

ただし、どちらも価格や耐久性、メンテナンス性に大きい違いはありません。

モルタルは高いデザイン性を求める方に、サイディングはコストパフォーマンスを重視する方に向いています。

総合的に見ると、安定感はサイディング外壁の方が優れるため、気に入ったデザインがある場合にはサイディング外壁をご選択いただくことがオススメです。

ただ、モルタル外壁には職人の施工技術によって唯一無二のデザインに仕上げることができます。デザイン性にとことんこだわりたい方は、モルタル外壁をご検討いただくとよいのではないでしょうか。



また、どちらの外壁材も、長く維持していくためには定期的な塗装メンテナンスは欠かせません。

私たち、街の外壁塗装やさんでは無料にてお住まいの調査・お見積りを承っておりますので、外壁塗装をご検討の方はぜひお気軽にご相談ください！

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