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ベランダ防水の立ち上がり部とは?雨漏りを防ぐための重要ポイントを解説!
更新日:2024年11月15日
バルコニーは建物の外部にあるため、雨風や紫外線など自然環境の影響を直接受けやすい部分です。
そのため、適切な防水対策が施されていないと、建物内部への雨漏りを引き起こし、大きな損害をもたらす可能性があります。
本日はそんなバルコニーの「立ち上がり」部分について、立ち上がり部分の役割や劣化の影響、雨漏りを防ぐためのポイントについて詳しく解説します!
![ベランダ防水の立ち上がり部とは?雨漏りを防ぐための重要ポイントを解説!](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/fe9d044bcae562f5b2a525c70c85089c-2.jpg)
バルコニーの立ち上がりとは?
バルコニーの立ち上がりとは、床面と壁面の境目にある垂直部分を指します。
立ち上がり部分にも防水工事が施されており、立ち上がり部分の防水層は、雨水が床面から壁へ浸透するのを防ぎ、建物の構造体を守る役割を果たします。
立ち上がりは面と面の接合部が生まれるため複雑な形状になりやすく、正しく施工されていない場合には雨漏りのしやすさにも大きく影響します。
また、立ち上がり部分の高さや形状は建築基準法で規定されており、通常は15cm以上が推奨されています。
これにより、バルコニーに水が溜まった場合でも、壁面への侵入を防ぎやすくなります。
![立ち上がり部のひび割れ](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/LINE_ALBUM_20220607_220922_12_R.png)
立ち上がりの劣化は雨漏りの原因に
立ち上がり部分の劣化は、バルコニー全体の防水機能を低下させ、雨漏りの直接的な原因となります。
特に、次のような劣化現象が起こるとリスクが高まります。
ひび割れ
立ち上がり部分にひび割れが発生すると、そこから雨水が侵入し、防水層が破壊される可能性があります。
ひび割れは、紫外線や温度変化、経年劣化によって進行します。
剥がれや浮き
防水層が立ち上がり部分から剥がれると、雨水の侵入を防ぐ力が弱まります。この状態を放置すると、壁内部まで水が浸透し、建物の腐食やカビ発生の原因になります。
コーキングの劣化
立ち上がり部分の隙間を埋めるコーキング材が劣化すると、そこから水が侵入しやすくなります。
立ち上がり部分は見えにくいため、劣化が進んでいても気づきにくい点が注意点です。雨漏りが発生してからでは修繕費用が高額になることが多いため、定期的な点検を行いましょう。
その他のバルコニーの主な雨漏り原因
バルコニーの雨漏り原因は立ち上がり部分だけではありません。以下のような要因も挙げられます。
![防水層の剥がれ](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/04bosui02-1.png)
![笠木](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/IMG_4574-2.png)
防水層の劣化
防水シートや塗膜防水が劣化すると、水がバルコニー内部に浸透しやすくなります。これにより、下地の腐食や雨漏りが引き起こされます。
排水口の詰まり
排水口が詰まると、バルコニーに水が溜まり、防水層に過剰な負担がかかります。これが原因で防水層が破損し、水が内部に侵入する可能性があります。
笠木の不具合
バルコニーの手すり部分に設置される笠木が緩んだり、破損したりすると、そこから雨水が侵入します。特に、強風や経年劣化による損傷が起こりやすい部分です。
これらの原因を防ぐためには、立ち上がりだけでなく、バルコニー全体を点検し、必要な箇所を修繕することが重要です。
劣化が見られたらお早めに点検を
バルコニーに劣化の兆候が見られた場合、早急に専門業者による点検を依頼することが大切です。特に、以下のようなサインが現れたら注意が必要です:
・立ち上がり部分や床面にひび割れがある
・防水層の浮きや剥がれが見られる
・排水口付近に水が溜まっている
・雨の日に室内の天井や壁に水滴やシミができる
早期の点検と適切な修繕は、雨漏り被害を最小限に抑え、建物の寿命を延ばすことにつながります。
バルコニーは定期的なメンテナンスが大切
バルコニーの防水効果を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
具体的には、以下のような点検や清掃を行うことをおすすめします:
排水口の清掃
ゴミや葉っぱが溜まりやすい排水口を定期的に掃除し、詰まりを防ぎます。
防水層の点検
専門業者に依頼して、防水層の状態を確認し、必要に応じて補修や再施工を行います。
コーキング材の補修
劣化したコーキング材を交換し、隙間からの水の侵入を防ぎます。
これらのメンテナンスを計画的に行うことで、バルコニーを安全で快適に保つことができます。
![べレンダの様子](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/LINE_ALBUM_2024120_240126_1b.jpg)
まとめ
バルコニーは雨漏りの原因になりやすい部分であるため、立ち上がり部などにも注意し、異常が見られた際にはすぐに専門業者へ点検を依頼することが大切です。
劣化症状が見られる場合は雨漏りのリスクが高まり、建物全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
定期的な点検とメンテナンスを行い、早期に劣化を発見することが、雨漏りを防ぎ建物を守るための最善策です。
私たち、街の外壁塗装やさんでは無料にてお住まいの点検・お見積りを承っております。
バルコニーの立ち上がり部などに異常が見られるという方は、ぜひお気軽にご相談ください!
記事内に記載されている金額は2024年11月15日時点での費用となります。
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