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屋上防水の重要性と主な4種類の工法を解説!雨漏り防止に欠かせない屋上の防水メンテナンス
更新日:2024年11月28日
お住まいや管理物件に屋上が存在しているが、どのようなメンテナンスをすれば雨漏りの防止になるかがよくわからない…。 そんなお悩みはありませんか(^▽^)/
今回は必ず屋上のメンテナンスとして必要になる防水工事を種類ごとにご紹介しつつ、屋上で採用されていることの多いアスファルト防水の建物調査の事例などを見ていきたいと思います(^▽^)/
屋上防水の重要性
屋上の防水工事は、建物全体を守るために非常に重要です(^▽^)/
雨水が溜まりやすい屋上は雨漏りのリスクが特に高い箇所であり、しっかりとした防水工事が必要となります。
雨漏りは、建物の寿命を大きく縮める原因となりますので、被害が発生する前に対策を行うことがベストです。
そのため、屋上のある建物では定期的な点検による問題の確認と、それに応じた防水工事が雨漏り対策として欠かせない作業と言えるんです(*^^)v
主な4種類の防水工事とは?
防水工事と一口で言っても、主な工法は4種類に分かれます。
それぞれの特徴をご紹介していきます(^▽^)/
シート防水
シート防水は、防水性のあるシートを敷設する防水工事です。
塩ビシートやゴムシートなどが使用され、費用としてはゴムシートの方が安価です 。
シート防水は比較的施工が容易であり、広い範囲への施工が得意であるため屋上に効果的な防水方法の一つです(^▽^)/
FRP防水
FRP防水は耐久性や強度に優れたFRP(繊維強化プラスチック)を使用した防水工事です。
FRPは軽量でありながらも非常に強固な素材であり、長期間の耐久性が期待できます(*^^)v
ただ、他に比べるとコストが高いため、ベランダやバルコニー床の防水層によく用いられます。
ウレタン防水
ウレタン防水は、ウレタン樹脂を使用した塗膜防水です。
防水機能を持った塗料を流して塗布することで防水層を形成します。
複雑な形状に対応できるのが大きなメリットです。
屋上やバルコニーなどで幅広く使用されており、対応している業者も非常に多いです(^▽^)/
アスファルト防水
アスファルト防水は、文字通りアスファルトを使用した防水工事方法です。
アスファルトは耐久性が高く、耐候性にも優れているため、屋上や駐車場など幅広い場所で使用されています。
アスファルト防水は非常に耐久性が高い反面、施工時には臭いが出やすいため住宅地のベランダでは行われないものです。
ですが、屋上などへの施工は問題ないため、しっかりとした防水工事がしたい場合にはうってつけと言えるでしょう(^▽^)/
ここからは、実際にアスファルト防水の屋上からの雨漏りでお悩みになっていた現場を調査し、新たな防水工事をご提案させていただいた事例をご紹介したいと思います(*^^)v
相模原市南区で屋上のアスファルト防水からの雨漏り調査
アスファルト防水が施工された屋上
相模原市のビルオーナー様より、屋上防水が劣化して各所で雨漏りを起こしているので、状態の確認と見積もりをお願いしたいとお問い合わせをいただき、現地調査にお伺いしてきました。
屋上の防水はアスファルト防水のコンクリート仕上げとなっており、先にアスファルト防水を施工してその上からコンクリートで仕上げるビルなどではよく見かける工法で仕上がっていました(^^)/
立ち上がりのみアスファルトむき出しの仕上げになっていました
立ち上がり部分のアスファルト防水は剥き出しの仕上がりになっており、経年劣化で各所が浮いている状態でした。
浮いたアスファルト防水はところどころ接着が切れていたりもしたので、各所に生じた隙間から雨漏りが起きているものと思われます。
アスファルト防水はアスファルトシートの裏面をバーナーで炙って溶かし、それを対象面に押し付けて接着させていきます。
そう簡単には剥がれませんが、経年劣化でアスファルトが傷んだり、地震などの影響で建物が動いた際にその影響で剥がれてしまうこともあります(-_-;)
薄っすらと緑色の汚れも見受けられます
1箇所だけ漏れている。などの状態であれば、その場所だけコーキングで止められる可能性もあります。
しかしながら、これだけ広範囲で防水層が浮いたり剥がれたりしている場合は部分補修でどうにかするのは再発が繰り返されるため現実的ではなく、基本的には全面的な再防水工事をお勧めすることになります。
この広さの防水であれば再度アスファルト防水をするも良し、シート防水をするも良しと言った状態ですが、今回はオーナー様のご意向もあり、アスファルト防水でお見積もりをすることになりました(^^)/
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記事内に記載されている金額は2024年11月28日時点での費用となります。
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