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タイプ別オススメ屋根材を解説!重視するのはコストパフォーマンス?デザイン?
更新日:2025年01月21日
屋根材は建物の外観だけでなく、耐久性や耐震性、メンテナンス性など、家全体の性能にも大きな影響を与えます。
種類によって性能が異なるため、どの屋根材が自身に合っているのかを知ることが重要です。
本記事では、主な屋根材の特徴を詳しく解説し、選び方のポイントについてご紹介します!

屋根材の種類と特徴
金属(ガルバリウム鋼板)

金属屋根として主流となっているガルバリウム鋼板は、軽量で耐久性が高く、現在最も人気のある屋根材です。
金属特有のスタイリッシュな外観が特徴で、モダンなデザインの住宅に人気があります。
また、ガルバリウム鋼板は腐食やサビに強い加工が施されており、耐用年数が20年~30年と長寿命である点も魅力です。
金属であるがゆえに断熱性や遮音性では他の屋根材に劣りますが、断熱材一体型のガルバリウム鋼板を選択することでデメリットを軽減することができます。
スレート

スレートは薄く加工されたセメントを使用した屋根材で、日本で多く普及している屋根材です。
初期費用が安く、耐用年数も15~20年ほどでありガルバリウム鋼板には若干劣るものの十分な耐久性があります。また、カラーバリエーションが豊富である点も魅力です。
一方で、スレートは吸水によってひび割れ等の劣化が発生しやすくなるという特性があるため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
瓦

瓦は、耐久性と断熱性に優れる伝統的な屋根材で、特に和風建築に適しています。
陶器瓦は高い耐久性を持ち、その耐用年数は他の屋根材を圧倒し50年以上持つ場合もあります。
しかし、その重量や構造から耐震性・耐風性にやや劣るため、現在はガルバリウム鋼板やスレート屋根など軽量な屋根材が主流となっています。また、初期コストが高い点もデメリットと言えます。
アスファルトシングル

アスファルトシングルは、北米で広く使われている柔軟性のある屋根材です。
軽量性にも優れ、今回ご紹介させていただいた屋根材の中ではガルバリウム鋼板に次いで軽量です。
また、独特の質感があり、欧風やカジュアルなデザインに適しています。
さらに遮音性が高く、屋根塗装が不要であるなどメンテナンス性にも優れます。
以前までのアスファルトシングルの耐用年数は10年~20年ほどでしたが、現在は性能が向上し20年~30年ほど持つ屋根材へと変貌を遂げています。
デメリットとしては、日本ではまだ多く普及していないため施工業者やバリエーションが限られる、経年で表面の石が剥がれてくるといった点が挙げられます。
屋根材選びで重要な指標
屋根材を選ぶ際は20年~30年先を見据え、どのように住宅を維持していきたいのかを考えることが大切です。
初期費用を最小限に抑えるのか、長期的なパフォーマンスを優先するのか、耐震性、デザイン、遮音性、断熱性などはどこまでこだわるかなど、自分にとってどの要素が重要であるのかを考えておきましょう。
これらを総合的に判断し、最適な屋根材を選ぶことがよりよいお住まいをつくっていく鍵となります。
タイプ別オススメ屋根材
ここからは、屋根材を選ぶ上で重視するポイントごとにオススメの屋根材をご紹介していきます。
耐震性重視
耐震性を重視する場合は、軽量な屋根材が最適です。重い屋根材は、地震の際に建物全体に大きな負荷をかけるため、耐震性を損ねるリスクがあります。
瓦屋根以外は基本的に軽量ですが、ガルバリウム鋼板は特に軽量でありオススメです。次いでアスファルトシングル、スレート屋根と続いていきます。
初期コスト重視

初期コストを抑えたい場合は、スレート屋根が最も適しています。
スレート屋根は日本で最も普及している屋根材で、価格が安いことが最大の魅力です。
ただし、吸水性があり、定期的な塗装メンテナンスが必要である点には注意が必要です。
コストパフォーマンス重視
長期的な視点でコストパフォーマンスを考えるなら、ガルバリウム鋼板が最適です。
スレート屋根に比べて初期費用はやや高いものの、その分耐久性が高く、軽量性や高級感あるデザインなどからコストパフォーマンスを重視する方にオススメです。
デザイン重視

外観デザインを重視する場合は、住宅のスタイルや好みに応じた屋根材を選ぶことがポイントです。
高級感を求めるならガルバリウム鋼板
シンプルでモダンなデザインが特徴のガルバリウム鋼板は、スタイリッシュな外観を実現します。また、色や形状の選択肢も多いため、個性を演出したい場合におすすめです。
カラーバリエーションを楽しむならスレート
スレート屋根は色や形のバリエーションが豊富で、デザインの自由度が高い屋根材です。和風から洋風まで幅広い住宅スタイルに対応可能で、好みの外観を作りやすいのが魅力です。
和風建築には瓦
日本伝統の瓦屋根は、和風住宅に最適です。陶器瓦の光沢や質感は、外観に風格を与えます。特に瓦は重厚感があり、趣のあるデザインが楽しめます。
洋風やカジュアルなデザインにはアスファルトシングル
独特の質感が特徴的なアスファルトシングルは、洋風やモダンなデザインの住宅に適しています。また、軽量であるため、デザイン性と機能性を両立させたい方におすすめです。
まとめ
屋根材は住宅の外観や性能に直結する重要な要素です。
それぞれの特徴を理解し、住宅の条件やライフスタイルに合った屋根材を選ぶことで、快適で長寿命な家づくりが可能になります。
今回ご紹介したガルバリウム鋼板やスレート屋根は、定期的な屋根塗装が重要となる屋根材です。
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