更新日：2025年04月11日

外壁にひび割れ（クラック）を見つけたとき、「これって大丈夫？」「雨漏りの原因になるのでは？」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

ひび割れが進行すると、建物の内部まで水が入り込み、雨漏りや構造材の劣化など、深刻なトラブルにつながる可能性があります。
この記事では、外壁にひび割れが起こる原因や、どのようなひび割れが危険なのか、そして効果的な補修方法についてわかりやすく解説していきます。
雨漏りを未然に防ぐためにも、ぜひ最後までご覧ください。

外壁にひび割れが起こる原因とは？

外壁のひび割れにはいくつかの原因があり、その多くは「建物の動き」や「塗膜の劣化」などから発生します。よくある原因を以下にまとめます。

• 経年劣化：外壁材や塗膜は時間とともに劣化し、紫外線や雨水などの影響を受けひび割れやすくなります。
• 地震や地盤沈下：小さな揺れでも、繰り返されることで外壁にストレスがかかり、クラックが生じます。
• 乾燥収縮：モルタルなどの材料は水分によって膨張し、乾燥すると収縮するため表面にひびが入ることがあります。

これらの原因が複合的に影響し、外壁にひび割れが発生してしまいます。特に築10年以上の住宅では、定期的な点検が重要です。

外壁のひび割れは雨漏りの原因になる？

ひび割れのすべてがすぐに雨漏りを引き起こすわけではありませんが、放置しておくと危険な場合もあります。特に注目すべきは、クラックの種類です。

• ヘアクラック（髪の毛のように細いひび）
  　幅0.3mm未満の微細なひび割れ。表面の塗膜だけに生じるもので、直ちに雨漏りすることは少ないですが、劣化のサインとして見逃せません。
• 構造クラック（深くて幅が広いひび）
  　下地まで達するひび割れで、雨水が内部に浸入しやすくなります。このようなクラックは放置すると、雨漏りだけでなく構造部の腐食につながる恐れがあります。

クラックの幅や深さは見た目では判断しにくいこともあるため、専門業者による診断が安心です。

ひび割れを防ぐには？

外壁のひび割れを未然に防ぐには、定期的な外壁塗装が有効です。塗装には、見た目を美しく保つだけでなく、外壁を水や紫外線から守る「保護膜」としての役割があります。

特に有効なのが弾性塗料という伸縮性に優れた塗料で、これにより、外壁が微細に動いても、塗膜が追従してひび割れを防ぐことが可能です。

築10年を超えている場合や、前回の塗装から10年以上経っている場合は、早めの塗り替えを検討しましょう。

ひび割れの補修方法

すでにひび割れが発生している場合は、以下のような方法で補修が可能です。

1. コーキング（シーリング）補修

クラック部分に専用のコーキング材（シーリング材）を充填し、ひびを塞ぐ方法です。
ただし、一部にひび割れがあるということは全体でも塗膜の劣化などが進行している可能性があるため、同時に外壁塗装も検討することがオススメです。

2. 弾性塗料による再塗装

軽微なひび割れであれば弾性塗料で塗装することで、ひび割れを埋めることができます。弾性塗料はクラックの動きに追従して塗膜が伸縮するため、今後のひび割れも起こりにくくなります。

まとめ

外壁のひび割れ、特に深刻な構造クラックは雨漏りを引き起こす可能性があるため軽視できません。
定期的な点検を行い、劣化の兆候に早く気付くことが、家を長く守るための第一歩です。
「外壁にひびがあるかも…」と少しでも気になったら、専門業者に相談して現状をチェックしてもらいましょう。

私たち、街の外壁塗装やさんでは無料でお住いの点検・お見積りを承っております。
外壁にひび割れが見られるという方は、是非お気軽にご相談ください！

　記事内に記載されている金額は2025年04月11日時点での費用となります。
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