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横須賀市の施工事例
横須賀市平作にて外壁塗装はパーフェクトトップ、屋根塗装はファインパーフェクトベストで20年間ノーメンテナンスのお住いを蘇らせます
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
- 【工事内容】
- 外壁塗装 屋根塗装
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 屋根:ファインパーフェクトベスト 外壁:パーフェクトトップ
- 施工期間
- 14日間
- 築年数
- 20年
- 施工金額
- 110万円
- お施主様
- W様邸
- 保証
- 10年
- ハウスメーカー
- 積水ハウス
近くで工事を行っていると言う業者さんから、「棟板金が飛散して下地が見えてる状態なので、すぐに工事を行わないと雨漏りの原因になります」との指摘を受けたそうです。
屋根には上らず遠目から眺めて説明をされただけで、信憑性に欠けることもあり、改めて調査の依頼を下さったのがきっかけです。
実際に説明を受けたという場所から屋根を眺めてみると、確かに棟の一部が下がってる様に見えます。
しかしこれだけの情報で棟板金が飛散してると決めつけるのは早計です。
また、屋根に上って確認をしていない以上、下地が見えてる状態で雨漏りを起こしてしまうなどの判断できるはずがありません。
屋根の不具合が疑われるときは、まずは上って確かめるのが必須です。
棟板金の状態
屋根の形状は寄棟になっており、谷や棟、隅棟などが交わった構造になっております。
指摘を受けた箇所を確認いたしますと、板金部分には異常は見受けられません(^_^)/
こちらの屋根の棟には、大棟と隅棟で大きさの違う板金が設置されております。
遠目からですと隅棟部分の板金が細く見えずらいこともあり、角度によっては板金が設置されていない様にも見えます。
屋根に設置される棟にはいくつかの種類があり、大きさも異なります。特に換気のために設置されている換気棟は、廻りの棟と大きさが微妙に異なるため、外からは板金の一部が浮いて見えたり、外れて見えたりします。
そこで「棟板金がおかしいのでは?」と勘違いされる方がいらっしゃいます(+_+)
また、隅棟部分には棟包(通し板金)ではなく、差し棟仕様(一段づつ施工されるタイプ)で収められている屋根がございます。
その際も隅棟が大棟と比べて平べったく見えるため、「棟板金が飛散したのでは?」と勘違いされる方もいらっしゃいます。
外で業者さんに声を掛けられたり、ご自身で確認をして気になった時などは、屋根専門の業者に相談を行い、実際に上って確かめてもらうことをお勧めいたします。
屋根の状態
板金に異常は見られないものの、屋根表面の傷み具合が気になります(+_+)
W様宅は築20年程で現在に至るまでメンテナンスは行ったことがないとのことです。
雨漏りなどの不具合はないそうですが、このまま放っておくのは心配です。
今回はご予算に応じた屋根の葺き替え・カバー・塗装のご提案をさせていただきました。
W様からは事前にコストを抑えた上でのメンテナンスのご相談もいただいておりました。
そこで今回は屋根全体の洗浄を行い、塗装によるメンテナンスを行う方向でお話が進みました。
外壁の状態
屋根の塗装を行うにも足場の設置は必須です。
折角足場を掛けるのなら、足場が必要な箇所のメンテナンスは行っておくのが良いでしょう。
外壁の汚れも目立っております。
雨漏りの原因になるのは屋根だけではございません。
外壁やサッシ廻り、バルコニーや庇部分など、各箇所のメンテナンスも定期的に行う必要がございます。
特にサイディングの場合は目地コーキングの劣化には注意が必要です。
コーキング部分の劣化を放っておくと、そこから雨水が浸入し、雨漏りの他、外壁材の浮きや外れにつながります。
外壁の張替えにはそれなりのコストが掛かります。
不具合が発覚する前に定期的な点検やメンテナンスはとても大切です。
W様宅の外壁目地部分にはメーカー独自の固定用シール材「ガスケット」が設置されております。
こちらは以前、打ち換えを行ったそうで、今回は不具合も見受けられないため、目地部分は既存のままで、外壁全体の塗装を行うことになりました。
屋根塗装工事開始
屋根・外壁の塗装を行うには作業用の足場の設置は必須です(^_^)/
職人が安全に効率よく作業を進めるためには勿論ですが、近隣の方への配慮として養生用のメッシュシートを張るためでもあります。
洗浄時は旧塗膜やコケなどの細かい汚れが飛び散ります。
通行人や近隣の住宅、車などには特に注意が必要です。
また、塗装時の塗料の飛び散り防止にもメッシュシートは欠かせません。
細心の注意をはらって作業を進めていきますが、万が一のための準備は大切です。
屋根下塗りの様子
高圧洗浄で汚れをしっかりと落としたら一晩乾燥させます。
翌日に屋根の下塗り作業に入ります。
今回屋根の下塗りに使用する塗料は日本ペイントの「ファイン浸透シーラー透明」です。
その名の通り透明ですので施工後の見た目は濡れてツヤが載ったような感じです。
弱溶剤タイプなので、強溶剤タイプに比べ臭気がマイルドです。
浸透性が高く、素材に対して「くさび効果」を発揮します。
ぜい弱素材の表面を補強し、強度を高め、素材と強固に密着します。
下塗り後も十分に乾燥させます。
タスペーサーの設置
続いてタスペーサーの設置です。
屋根というのは普通の雨では屋根材の下に雨水が入り込むことはないものの、横殴りなどの激しい雨の場合は入り込んでしまうことがあります。
このため、入り込んでしまった雨水や湿った空気を逃がす出口として通常、屋根材と屋根材の重なり部分に隙間が設けられているのです。
塗装を行うと塗料によってその隙間が塞がれてしまい、浸入した雨水の排出ができず雨漏りの原因につながってしまいます。
塗装後の雨漏りを防ぐためにもタスペーサーの設置(縁切り作業)は重要な工程の一つです。
従来の縁切りは塗装後に皮すき(金属のヘラ)やカッターなどで重なり部分に切り込みを入れる方法を取っていましたが、現在ではタスペーサーによる縁切りが標準になっております。
屋根中塗りの様子
中塗りは上塗り材の補強や平滑な下地を作ることが目的です(^_^)/
中塗りをすることで塗膜に厚みを持たせ、塗料の機能を十分に発揮できるのです!
一般的には上塗り材と同じ塗料を使用しますが、ご要望があれば、色を変えて見た目でわかるように塗装することもできます。
また、塗装は下塗り・中塗り・上塗りの三度塗りが基本とされておりますが、素材の状態や塗料の吸い込み・食い付き具合によっては下塗りを2回行うなど、状況によっての対応はいたします。
メーカー期待の耐候年数を保持するためにも希釈性を守り、丁寧に重ね塗りを行うことが大切です。
屋根上塗りの様子
W様宅での屋根仕上げ塗料には日本ペイントの「ファインパーフェクトベスト」を使用いたしました。
ファインパーフェクトベストの最大の特徴はラジカル制御技術によって紫外線による塗膜の劣化を防ぐことです。
塗膜の色の元である顔料、それに含まれる酸化チタンは紫外線を吸収するとラジカルを発生します。
このラジカルはさまざまなものを破壊してしまう性質を持っており、塗膜も例外ではありません。
ファインパーフェクトベストは酸化チタンをコーティングする技術と、ラジカルを吸収する光安定剤が配合された仕組みを備えています。
そのため、シリコングレードを超える優れた耐候性を備えており、シリコン以上の耐用年数が期待できる塗料でもあります(^_^)/
また、塗料シェア日本一の日本ペイントが開発・製造した塗料ですから安心感があります。
屋根塗装完成
傷んだ屋根が見事に蘇りました(^_^)/
丁寧に重ね塗りも行い塗膜に厚みもありますので、光沢感がいっそう際立って見えます。
外壁よりさらに強い太陽光にさらされる屋根でもあります。
紫外線による劣化の対策にはラジカル制御技術を最大限に発揮した「ファインパーフェクトベスト」はお勧めです。
色はダークグレーを選択。シックな装いと重厚感を醸し出しております。
どのタイプの外壁にもマッチする色合いと言えるでしょう。
外壁塗装
続いて外壁塗装工事の様子です。
外壁も屋根同様、事前に高圧洗浄機によって旧塗膜やこびりついた汚れなどをしっかりと落とします。
ここで一つ洗浄による注意点といたしまして、外壁にコケなどの付着物が目立つようになると、ご自宅で高圧洗浄機を用いて洗浄を行う方がいらっしゃいます。
実は外壁の洗浄は塗装を行う前提で行うのが良いのであって、高圧洗浄機を用いての洗浄のみの処理はあまりお勧めできません。
確かにコケや汚れが落ち、見た目はきれいになりますが、外壁にコーティングされている塗膜なども削ぎ落してしまいますので、劣化を早めることにつながります。
人間のお肌と一緒で、紫外線の影響を地肌に直接浴びせる様なものです。
シミやそばかす(コケや汚れ)が見る見るうちに増えていきます。
汚れが目立ち始めたら塗装のサインとしてメンテナンスを考えるのが最善です。
低汚染性(雨水で汚れを流す効果)の塗料でしっかりとコーティングし直し、見守っていくのがよいでしょう。
外壁下塗りの様子
外壁下塗りに使用する塗料は日本ペイントの「パーフェクトサーフ」です。
窯業系サイディングボードの塗り替えに最適な下塗り材です。
下地の隠ぺいにすぐれ、きめ細かいので仕上げ材の吸い込みが少なく、美しい仕上がりが期待できる塗料です。
微弾性機能を有しているので、細かなクラックへの追従性もあります。
下塗り作業は仕上げ材との密着性をよくする役割や無駄な吸い込みを抑える役割を担います。
屋根も同様ですが、下塗り段階で吸い込みが激しい場合は下塗り作業を2工程行う場合もございます。
下地をしっかりと整えてこそ、ムラのないきれいな仕上がりにつながるのです。
外壁中塗りの様子
下地を整え仕上げ材を使用しての中塗り作業へと移ります。
中塗り・上塗りと仕上げ材に使用する塗料は日本ペイントの「パーフェクトトップ」です。
特徴は屋根で使用したファインパーフェクトベストと同様、日本ペイント独自技術による「ラジカル制御」にございます。
ラジカル制御により紫外線による塗膜の劣化を抑えることで、従来の水性塗料との比較においてシリコングレードを超えるすぐれた耐候性が期待できます。
また、親水化技術により、雨だれ汚染に対してもすぐれた効果を発揮します。
色はパーフェクトトップ標準色より「ND-530」です。下塗り材の白と比べると、若干グレーがかった色合いに見えます。
W様からは今までと同じ様な色合いのご要望でしたので、色見本調を重ね合わせ、「ND-503」を選択いたしました。
外壁上塗りの様子
全体的に中塗りを行った後は十分に乾燥させ、重ね塗りの上塗りを行います。
重ね塗ることで強固な塗膜の形成につながり、すぐれた光沢間が実現いたします(^_^)/
今回はつや有での塗装になりますが、光沢間が苦手な方やしっとりとしたマットな仕上がりをご要望の際には、7分、5分、3分とつやを調整することも可能です。
つやは光沢感を演出するほか、紫外線から外壁材を保護する役割も担っており、素材を長持ちさせることにもつながります。
ご要望がない場合は出来る限りつや有りでの選択をお勧めいたしております。
尚、つやは経年で落ち着いてきますので、4,5年ほどで光沢感は無くなってまいります。見た目と機能性のバランスを考慮に入れた上での色(つや)選びが大切です。
外壁塗装完成
塗装工事完了です。
W様からは外観全体を通して今までと同じ状態を保ちたいとのご要望により、色の変化の見分けが付きにくいところはございますが、屋根・外壁とも丁寧に重ね塗りを行い、機能性としては申し分ない仕上がりにございます。
20年分の汚れを落とし、きれいになった建物はどことない存在感を醸し出し、見た目からも安心感を与えてくれる印象です。
屋根・外壁塗装工事完了
屋根に関しても20年ぶりのお手入れです。
色あせが酷く、傷みの激しかった屋根材も、光沢感を伴い、見た目、機能ともに生まれ変わりました。
雨漏りや不具合を感じないからと言ってメンテナンスを先延ばしにしてしまうと、目に見えないところで劣化が進み、建物の寿命を縮める原因につながります。
また、不具合が発生してからでは、塗装などのメンテナンスでは対処しきれない状況もございます。
過酷な自然環境から日々を守ってくれる建物なので、定期的な点検と必要に応じてのメンテナンスはとても大切です。
街の外壁塗装やさんでは、工事完了後も定期点検を含め、十分なアフターフォローを行っております。
今後はW様とも末永いお付き合いをさせていただきたいと思っております。
記事内に記載されている金額は2023年11月29日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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