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横須賀市太田和の施工事例
横須賀市太田和にて窯業系サイディングへ外壁塗装、パーフェクトトップ(N-93、N-25、15-30F)を使用して綺麗に塗り分けました
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
横須賀市太田和にお住まいのT様より、外壁の汚れが気になると街の外壁塗装やさんへご相談を頂きました。築16年程経過して、まだ外壁のメンテナンスはされていなかったそうです。気になさっている箇所や傷み具合の確認の為にさっそく現地調査へお伺いさせて頂きました。
現地にお話しを伺い細かく外壁の点検調査を始めました。
T様邸の外壁材は「窯業系サイディング」が使用されておりました。よくよく見ておりますと固定する釘の数が少ない事に気付きました。これは相じゃくり工法と言い、窯業系サイディングの互いの板材の厚さを半分ずつ削り取って相互に張りあわせる工法でして、シーリングを使用しなくてはならない目地が少なくなり、目地が多く出来てしまう工法に比べ防水性能が上となります。手間もかかりますがメリットもあります。そのシーリングの経年による劣化と塗膜の劣化により、外壁の日当たりの悪くなる北側を中心に壁に雨垂れや藻が多く発生してしまっておりました。
玄関廻りにも目立つ汚れも多く、T様は気にされている様でした。
今回は今後外壁のメンテナンスの回数を減らしたいとのご要望がございましたので、塗料はチョーキング現象を引き起こすラジカルの発生を抑制したラジカル制御型の水性シリコン塗料である日本ペイントのパーフェクトトップ、また防水性や緩衝材としての役割として重要な部分を担うシーリングに関しては期待できる耐用年数が15年超と長寿命高耐久であるオート化学工業のオートンイクシードをご提案させて頂きました。色分けも何度もカラーシミュレーションを行い理想の外観を目指しました。それでは施工の様子です。
現地にお話しを伺い細かく外壁の点検調査を始めました。
T様邸の外壁材は「窯業系サイディング」が使用されておりました。よくよく見ておりますと固定する釘の数が少ない事に気付きました。これは相じゃくり工法と言い、窯業系サイディングの互いの板材の厚さを半分ずつ削り取って相互に張りあわせる工法でして、シーリングを使用しなくてはならない目地が少なくなり、目地が多く出来てしまう工法に比べ防水性能が上となります。手間もかかりますがメリットもあります。そのシーリングの経年による劣化と塗膜の劣化により、外壁の日当たりの悪くなる北側を中心に壁に雨垂れや藻が多く発生してしまっておりました。
玄関廻りにも目立つ汚れも多く、T様は気にされている様でした。
今回は今後外壁のメンテナンスの回数を減らしたいとのご要望がございましたので、塗料はチョーキング現象を引き起こすラジカルの発生を抑制したラジカル制御型の水性シリコン塗料である日本ペイントのパーフェクトトップ、また防水性や緩衝材としての役割として重要な部分を担うシーリングに関しては期待できる耐用年数が15年超と長寿命高耐久であるオート化学工業のオートンイクシードをご提案させて頂きました。色分けも何度もカラーシミュレーションを行い理想の外観を目指しました。それでは施工の様子です。
担当:新海
- 【工事内容】
- 外壁塗装 部分塗装
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 外壁塗装:パーフェクトトップ N-93 N-25 15-30F
シーリング:オートンイクシード
- 施工期間
- 18日間
- 築年数
- 16年
- 平米数
- 127㎡
- 施工金額
- 105万円
- お施主様
- T様邸
- 保証
- 8年
- ハウスメーカー
- 城南建設株式会社
調査時の外壁の様子
現地調査に伺った際の点検の様子です。まず目につくのは日陰になりやすい北側を中心として発生している藻です。築16年程経過してしまうと、どうしても汚れが付着してしまいます。
T様邸は窯業系サイディングが使用されている外壁ですが、モルタル外壁も一緒で凹凸がある意匠性の高い外壁材であるほど、そこへ埃や雨水が引っかかりやすいのです。またジメジメと雨が降った後も日当たりが悪い面という事も影響し、乾燥するまでに時間がかかってしまう為、藻などの汚れが発生しやすいのです。それが写真の様に顕著に見受けられました。
雨水を弾けなくなってしまった窯業系サイディングは雨水を吸い込むようになることもある為に早めに塗装でのメンテナンスが必要と分かります。塗装ができなくなるほどになりますと、張り替えなど塗装以外のメンテナンスしか選べなくなることもございます。
北面以外にも多く見受けられる藻の発生。凹凸のあるデザインの外壁材の奥まで汚れが入り込んでしまっている事が分かります。また、T様邸は通常化粧の為に取付られております「幕板」が二列取り付けられておりました(写真左)。特にその幕板間に汚れが多く目立ってしまいます。これは数年前からT様も気になされていたようです。
クラックなど、外壁自体にひび割れなどはあまりありませんでしたが、幕板の上端に打たれているシーリング、また窯業系サイディングに打たれているシーリングの劣化が気になりましたので細かく見てみる事にします。
サイディングボード同士の縦の継ぎ目には縦目地と呼ばれる箇所がございますが、ここに打たれているシーリング材がどこを見ても割れていたり、プツプツと孔があいているような箇所が多数確認できました。また、外壁に開口をもうけて取り付けてありますサッシ廻りなどにもシーリングが打たれておりますが(写真右)、こちらも同様に傷んでおりました。
今回は外壁の汚れをしっかりと落とし切ってから、なるべく湿気を逃がし外壁に水分が溜まらないようにと透湿性の高い日本ペイントのパーフェクトトップで塗装する事に致しました。また、シーリングに関しては外壁からの雨漏りが一番心配との事でしたので、長寿命高耐久であるオート化学工業のオートンイクシードを使用ししっかりとシーリング作業を行う事となりました。それでは施工の様子です。
施工の様子、養生と高圧洗浄
外壁塗装は汚れを落とすところ、高圧洗浄から行います。T様の都合でお車はどうしても敷地内においておく必要がございましたので、高圧洗浄時だけでなく、現場に職人が入る日は常にお車に養生をして塗装工事を行うように致しました。街の外壁塗装屋さんでは通常、足場を架ける工事の際はできるだけお車のご移動をお願いしております。どうしてもという場合はご相談いただければ一緒に解決策を考えるようにさせて頂いておりますのでご安心ください。
高圧な水を外壁や付帯部など、塗装する場所に適宜水圧を調整しあててゆきます。奥まで入り込んだ汚れを落とす必要があったために普段よりも多少時間はかかってしまいましたが、全ては塗装の仕上がりの為、きっちりと汚れを洗い流します。
シーリング施工の様子
今回の塗装の肝でもある、窯業系サイディングへのシーリングは、オート化学工業のオートイクシードを使用致しました。「小さな隙間に宿る大きな安心感」、シーリングに長寿命高耐久のオートンイクシードを使い、日々進化する塗料に負けないようにこちらも高耐久高耐候性の物を使用しトータルでお住まいを長持ちさせる事が可能となります。通常のシーリング材よりも予算はかかりますが、長い目で見るとトータルコストは抑えられるシーリング材です。
特徴は日々動く外壁の動きに強く、柔らかさを維持してくれます。また紫外線などによるひび割れが少なる事が挙げられます。通常のシーリング材は柔らかさを維持する為に可塑剤が入っておりますが、こちらが経年で消えて行ってしまいシーリング材が硬化してゆきます。シーリングの役目を果たせなくなります。それを放置してしまうと外壁からも雨漏りが発生してしまうのです。雨水を吸い込みすぎたサイディングは塗装ではメンテナンスが不可能になってしまいます。その点オートンイクシードはLSポリマーと呼ばれる樹脂が配合されていて、可塑剤を使用しなくて問題ない柔らかさをもったシーリング材となっており、動きに強く防水性も維持できる強力なシーリング材となっております。
シーリングの工程です。まずは既存の傷んでしまった縦目地に打たれているシーリングを撤去しその両側にマスキングし下準備をします。その後専用プライマー(下塗り)を塗り、その後たっぷりとオートンイクシードを目地に充填してゆきます。マスキングに被るくらい充填する事が重要です。
その後ヘラで押さえて均してゆきます。完全に乾燥する前にマスキングを剥がしてオートンイクシードを使用した縦目地を作ってゆきます。T様邸は相じゃくり工法の窯業系サイディングでしたので、普段工事させて頂く外壁とは目地の長さが多少短くはなっておりますが、お住まい全てのシーリング施工にかかる日数は天候にもよりますが約2日~3日です。また、オートイクシードは充填してから乾燥するまでの時間が通常のシーリングよりも時間がかかる為塗装工事まで少し日にちを開ける場合もございます。
サイディングボード同士の継ぎ目、縦目地と同時にサッシや玄関ドアなどの部分にも同様にオートンイクシードを打ちますが、こちらは既存は残して厚みを持たせながらの増し打ちを行います。建具を傷めてしまう事や防水シートを傷つけてしまう事も考えられるために安易に既存のシーリングを撤去するのは危険ですので、サッシ廻りなどは基本は増し打ちを行います。
外壁塗装開始
シーリングの工程が終わったらいよいよ外壁塗装に入ります。現場により塗装する場所の順番は入れ替わる事がございます。今回はまず外壁塗装からご紹介いたします。T様邸は幕板を境にデザインが異なる窯業系サイディングが張られておりました。どちらも平坦というよりも凹凸が多くあります。平坦な場所塗るよりも凹凸がある場所に塗装する方がより多くの塗料を必要とします。それは仕上げも下塗りも同様です。窯業系サイディング専用下塗り剤である日本ペイントのパーフェクトサーフをたっぷりと塗り込みます。下塗り剤は白ですので分かりやすいですね。この下塗りをしっかりとして置く事で仕上げ塗料の食いつきが変わってきますので、しっかりと塗っていきます。
今回、T様のご要望により二列ある幕板を境に外壁の軒から基礎まで合計三色を使って塗装する事になっております。まず軒から一列目までの外壁にはN-93を使用していきます。白というよりもアイボリーに近いお色になると思います(写真左)。それから幕板間はN-25、綺麗な濃いグレーを使用します(写真右)。どちらも下塗りをきっちり外壁の奥まで行きわたらせてありますので、しっかりと食いつきます。今回仕上がりをより良くするためにしっかりと打合せをし、下塗りのダメ込みを入念に行いました。ローラーだけでは入り込まないような所まで刷毛でしっかり塗装する事をダメ込みと呼びます。
こちらは玄関廻りの二面にのみ使用しました15-30Fで中塗り・上塗りをしている所です。こちらのお色は最初はツートンでお話が進んでいた所、もう一色足して玄関廻りのみ変えてみたいとのご要望がありましたので、好みのお色を検討していただいた結果こちらの15-30Fで塗装致しました。日本塗料工業会の説明ではこちらの色番は海老茶と呼ばれる伝統色だそうです。赤みの茶色、伊勢海老の様な色という事で海老茶と呼ぶそうです。
外壁塗装完了
外壁の塗装が綺麗に終わりました。こちらは付帯部も塗り終わり養生をはがして完了検査時の外壁の様子です。外壁全ての面が瑞々しく生まれ変わっている様子が確認できましたが、この時はまだ足場に養生のメッシュシートがありましたのでT様も足場が解体された後の外観をとても楽しみにされておりました。
幕板での塗り分けがうまくいき、とても綺麗に仕上がったと思います。藻が生えて汚れていた外壁から、しっかりと塗装し生まれ変わりました。
付帯部の塗装、ケレン作業・錆止め塗布
塗装工事は外壁を塗るだけではございません。紫外線や風雨があたるのは付帯部も一緒です。付帯部とは雨樋や破風板、霧除けなど多岐に渡ります。外壁塗装では同時に付帯部と呼ばれる場所も同時に塗装して保護致します。まずは下地処理として、ケレン作業を行います。表面の汚れを落とし切り塗料がしっかりと食いつくようにするためです、目荒しとも呼びます。
いくら性能が高い塗料を用意したとしても下地処理、ケレン作業が疎かでは本来もつ塗料の性能も発揮できずに早期に塗膜が剥がれてしまう事などもある為、ケレン作業は塗装工事においては必須作業です。旧塗膜を剥がしてから塗装しなければいけない時にもケレン作業を行います。
ケレン作業を行った後、すぐに仕上げの塗装をするのではなく、鉄部には一度錆止め塗料を塗ります。仕上げに使う色によって錆止め塗料の色も違ってきますが今回は付帯部に使う塗料、日本ペイントのファインSiのお色は15-20B、黒に近い茶色になりますので赤錆色で塗装致しました。逆に仕上げ塗料が薄い色、淡い色の時は錆止めに白色で塗装致します。どうしても下から色が出てしまい仕上げ塗料の内部から色が見えてしまうからです。霧除けやシャッターBOX等、鉄部に関しては全て錆止め塗料を塗っておきます。
幕板も付帯部に入ります。雨樋や基礎の水切り、霧除けなどもそうですが、今回付帯部は全て15-20Bで統一して塗装致しました。憲房色(けんぼうしょく)と言われており、江戸時代に広く使われた黒味の強い茶色です。付帯部に特にお勧めいたします。塗る建材によっては仕上がりが微妙に変わってまいりますので注意が必要です。
外壁塗装をする際にはバルコニーやベランダの防水層を保護するトップコートも塗り替えておくのも定番です。下地処理や傷んでいる所をカワスキで削り取った後はプライマーを塗布した後に仕上げのトップコート塗料で二回仕上げです。バルコニーやベランダには写真右の様にエアコンの室外機等、置物があるときはそれを浮かせながら塗装を行いますので問題ありません。
塗装前後の比較
これらはそれぞれ塗装する前と塗装後の簡単な比較で同じような角度から撮影してみました。以前は一列目の幕板を含めてアイボリーの窯業系サイディングで統一されておりましたが、外壁塗装にて幕板で区切りをつけた為めりはりのある外壁になりました。入念に高圧洗浄や下地処理を行っておいたおかげで仕上がりも綺麗になり、この仕上がりを見ますと初期にかかった手間や時間が報われると感じます。
外壁塗装工事竣工
こちらは足場の解体後の撮影となります。街の外壁塗装やさんではドローンを使用した調査やアフターメンテナンスも実施しております。今回のT様邸では塗装工事後すぐにドローンを飛ばしてみました。外壁に使用した塗料は全て日本ペイントのパーフェクトトップではありますが、三色使用致しました。しかし、付帯部の色がアクセントとなり全体を引き締めてくれているように感じます。破風板や幕板、二階出窓上の霧除けも綺麗に塗装できているのが確認できます。
横須賀市太田和T様邸の外壁塗装工事が無事に竣工となりました。今回は当初既存と同じツートンでご検討されていた外壁塗装を、お子様の意見も取り入れて計三色で塗り分け、付帯部でアクセントをつけた外壁塗装となりました。写真の妻側の軒から一本目の幕板まではN-93、二本目の幕板下から基礎水切りはN-25、玄関廻りのみ少し明るめの15-30Fで塗り分けました。全て通常の艶ありで塗装致しましたでの時間帯によっては外壁はピカピカで新築の様です。これにはT様にも大変満足頂けました。
使用しました塗料のご紹介です。外壁には日本ペイントのラジカル制御型塗料であるパーフェクトトップ、付帯部は日本ペイントの2液型シリコン塗料のファインSiを使用致しました。シーリングに関しては、長寿命高耐候高耐久性をもつオート化学工業のオートンイクシードを使用致しました。
この度はご利用頂きまして誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2023年09月29日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
工事を行なったT様のご感想をご紹介いたします
T様のアンケート
【工事前】
- Q1.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 台風の後屋根が破損していた。棟板金が飛んだように見えたので
- Q2.弊社をどのように探しましたか?
- Web
- Q3.当社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- 料金、工事内容
- Q4.何が決め手となり当社にお問合せをされましたか?
- 事前調査が丁寧だった
- Q5.実際に当社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
- 真面目そうだった。
【工事後】
- Q1.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
- ・しっかりと工事を丁寧にしてくれること ・料金が妥当であること。 ・話をきいてくれること
- Q2.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
- ・前ハウスメーカー
- Q3.お見積り提出後すぐに工事をご依頼されましたか?もしご依頼されなかったとしたらどんな点が不安でしたか?
- ・事前調査が丁寧であったこと。 ・担当者が真面目そうであったこと。
- Q4.数ある会社の中から当社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
- ・シュミレーションで思った色に仕上がってよかった。 ・職人さんがよい方だった。
- Q5.工事が終わってみていかがですか?忌憚のないご意見を頂戴できましたら幸いです。
- ・工程を省いたりせず、工事をしてくれる会社であること。
T様のアンケートを詳しく見る→
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お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
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街の外壁塗装やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも外装リフォームを承っております。お住まいのエリアをお選びいただくと、各エリアの街の外壁塗装やさんサイトへ移動します。
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