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屋根のメンテナンスについて~スレート屋根編1~
更新日:2015年8月8日
お住いを外部のダメージから守ってくれている屋根。普段生活する中ではあまり気にならない存在かと思いますが、街中の建物を一つ一つ見てみると多種多様な屋根があります。
お住いによって形や色も違う屋根ですが、一般的な住宅で使用されている屋根材は主にスレート系、粘土系、金属系の三種類に大別されます。
屋根の素材によってメンテナンスの時期やお手入れ方法も異なってきますので、今回は各屋根材の特徴とメンテナンスについてお話しようと思います。
〇スレート屋根〇


薄い板状の屋根材をスレート屋根といいます。現在流通している代表的なスレート屋根材は繊維質を混ぜたセメントに色陶磁器粉を入れて作られた化粧スレートと呼ばれるもで、カラーベストやコロニアルといった商品名でも呼ばれています。幅広いカラーに対応しており安価で工事がしやすい事から現在一番多く流通している屋根材です。
最初のメンテナンスは新築時から10~15年ほどで行います。屋根材の防水性能が落ちてくる時期ですので塗装工事をして修繕しましょう。この時期に塗装をしないと屋根材自体の耐久性が低下します。屋根材が傷んでくると塗装だけでは屋根の耐久性が保てない為、葺き替えやカバー工事が必要になります。
使用する塗料により塗装耐久年数は異なりますが、最初の塗装メンテナンスから7年以上経過したら信頼できる専門家に屋根の状態を確認してもうと安心です。
適切な時期に塗装をすれば屋根材は長持ちしますが、和瓦ほどは長持ちしませんので築20年以上経過したら屋根材の傷み具合を確認しながら塗装で対応するか葺き替えや屋根カバー工事をするのか検討する時期になります。
スレートには化粧スレート以外の種類もありますので次回は他のスレート屋根についてお話したいと思います。
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