更新日：2022年08月11日

サイディング外壁

　横浜市青葉区大場町にお住まいのお客様より外壁の無料点検をお願いしたいとお問合せをいただき、現地調査にお伺いしてきました。外壁はお洒落な窯業系サイディングで仕上げられていました。窯業系サイディングはセメントを固めて作った板状の外壁仕上げ材です。工場出荷時に様々なデザインや塗装が施されているため、家の外観を個性豊かに演出することができる人気の外壁です。

目地の切れを確認

　窯業系サイディングは板を貼り合わせて仕上げていくため、板と板の間に必ず目地という隙間が生じます。目地はそのままだとサイディングの裏側に水が回り続けてしまい、サイディングそのものを傷めてしまう原因となります。そのため目地にはコーキング材を充填して防水しています。また、防水効果だけではなくサイディングが地震などで揺れた際に衝撃を緩和する緩衝材としての役割も果たしています。

　コーキングは一般品であれば7〜8年の耐用年数となります。外壁の塗り替え時期が10年ほどが目安と言われていることを考えると、外壁よりも少々速く劣化してしまうことがわかります。

幕板上面のコーキングも切れていました

　コーキングが切れたまま放置するとサイディングそのものの劣化を早めることになり、早期にメンテナンスしていればコーキングの打ち替えだけで済んでいたものが、サイディング張り替えの大きな工事になるケースもあります。サイディング外壁の場合は目地の状態に注意して日々外壁を見てあげてください。コーキング打ち替え工事の価格は1000円/ｍが凡その目安となっています。

　私たち街の外壁塗装やさんでは、緊急事態宣言解除後も新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用・手指の消毒を入念に行っています。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。

　記事内に記載されている金額は2022年08月11日時点での費用となります。
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