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    パラペットの役割と構造は?注意点を押さえた正しいメンテナンスで雨漏り対策!

    更新日:2023年05月11日

     建物の屋根やベランダなどに設置された低い壁を「パラペット」と言います。パラペットには外壁の保護、転落防止、美観性の向上などの役割があり、建物の保護や安全に欠かせない重要な部品です。しかし、パラペットは劣化が進みやすく、雨漏りの原因となることも。そこで、本記事ではパラペットの役割や構造、注意点を詳しく解説します。パラペットの注意点を押さえた上で、正しいメンテナンス方法を実践することで、劣化や雨漏りを防止し、建物を長持ちさせることができます。ぜひ、パラペットについての正しい知識を身につけ、お住まいの安全と快適性を確保しましょう!

    パラペットとは?

    パラペット
    切妻屋根に設置されたパラペット

     パラペットとは、屋根などの外周に設置された低い壁のことです。一般的に、ベランダや陸屋根と呼ばれる傾斜のない平らな屋根の外周に設置されており、木造住宅にはあまり設置されることはありませんが外観をスッキリさせるために設置されることがあります。その高さは用途によって異なり、膝下程度の高さから目線の高さまで様々です。

    パラペットの役割と重要性

     パラペットの主な役割は以下の3つです。

    外壁の保護

     パラペットがあることで、外壁が雨水にさらされにくくなり劣化を抑制することが可能です。建物に使用される多くの外壁材は雨水の吸水によって劣化が引き起こされますが、パラペットが屋根に落ちた雨水をせき止めてくれるため雨水が直接外壁にかからなくなります。

    転落防止

     陸屋根は通常の屋根と異なり、階段などで上がれる構造になっていることが多いです。定期的に状態を確認することも大切なので、パラペットがないと落下する恐れがあり大変危険です。パラペットがあることで柵のような役割を果たしてくれ、転落を防いでくれます。

    美観性の向上

     立地によっても異なりますが、屋根は地上から見えることも多いですよね。パラペットが設置されることで屋根が隠れ、生活感のないスタイリッシュな外観にすることができます。また、店舗などではパラペットに看板などを設置するケースもあります。

    パラペットの構造・重要な部位

     パラペットを維持する上で知っておきたいのが笠木(かさぎ)と内樋(うちどい)の二つです。どちらも劣化によって雨漏りの原因となることが多い部位で、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。

    パラペットの構造
    内樋

    笠木(かさぎ)

     笠木はパラペットの上部に蓋をするように設置されている箇所で、最近ではガルバリウム鋼板という耐久性に優れた金属板金が笠木板金として多く使用されています。
     笠木があることでパラペットの上部から雨水が入り込むことを防いでくれており、雨漏りが起こらないようにパラペットと建物を守ってくれる大切な部材です。

    内樋(うちどい)

     内樋はパラペットと屋根の取り合いにある排水用の溝のことを指します。パラペットのある陸屋根ではこの内樋を通って雨水が排水されるため、内樋に不具合が起きていると水溜まりができやすくなりそこから陸屋根やパラペットの劣化が進行しやすくなります。

    パラペットの注意点

     パラペットの注意点として、雨漏りの原因になりやすいということが挙げられます。その理由は主に以下の2点です。

    ・パラペットは紫外線や雨風の影響を受けやすい箇所に設置されており劣化しやすい

    ・構造上接合部が増えるため、隙間が発生しやすい

     パラペットに不具合が発生していると雨水がパラペットの内部を伝って外壁や天井の雨漏りを引き起こします。浸水によって木材が腐食するとシロアリが発生する二次被害も考えられますので、定期的な清掃と点検をすることが大切です。
     上記でご紹介させていただいた笠木と内樋には特にご注意いただき、傷んでいないか、隙間が発生していないか、落ち葉やゴミが詰まっていないかなどを定期的にご確認ください。

    パラペットのメンテナンス方法

     パラペットを長く維持し、雨漏りを未然に防ぐためには定期的な塗装とコーキング補修が有効です。

    パラペットへ塗装
    笠木のコーキング補修

    塗装メンテナンス

     パラペットや笠木部分の劣化は紫外線や雨水によって促進されていきます。そのため塗装メンテナンスで、表面を紫外線や水分から保護してあげましょう。特に金属製である場合は錆が広がり穴が空くこともあるため、錆止め塗料を塗装する必要があります。パラペットへ防水塗装をする場合は陸屋根やベランダの床への防水工事と併せて行うことになりますので、パラペットと床面の防水層のどちらかに劣化が見られた場合に検討していきましょう。

    コーキング補修

     笠木などには継ぎ目にコーキングという接着剤のようなものが充填されています。このコーキングは弾性・防水性に優れており、充填されることで隙間を埋め雨水が入り込まないよう防いでくれているのです。コーキングは15年ほど持つ高耐久な製品も存在しますが、一般的なものは5~7年前後で劣化しますので剥がれていたり乾燥してシワシワになっていたらコーキングの打ち替えを検討しましょう。

    笠木交換

    笠木を撤去
    笠木交換後

     笠木が捲れていたり、雨漏りが起きているという場合は笠木の交換をおこないます。雨漏りなどにより下地の木材が腐食している場合は下地ごと取り換えることになり、工事費用も高額になってしまいますので雨漏りが起きてしまわないようお早めのメンテナンスを心掛けていきましょう。

     私たち、街の外壁塗装やさんではパラペットのメンテナンスはもちろん陸屋根やベランダ、各種屋根材の修繕にも対応しております。点検やお見積りの作成は無料で承っておりますので、パラペットのことでお困りのことがあればお気軽にご相談ください!

    まとめ

    ●パラペットは屋根やベランダに設置された低い壁のことであり、外壁の保護、転落防止、美観性の向上などの役割がある。

    ●パラペットには笠木と内樋の2つの部位があり、これらが劣化しやすく雨漏りの原因となることがある。

    ●パラペットに不具合が発生していると、雨水がパラペットの内部を伝って外壁や天井の雨漏りを引き起こすことがある。

    ●パラペットは紫外線や雨風の影響を受けやすい箇所に設置されているため劣化しやすく、塗装やコーキング補修などの定期的なメンテナンスが必要。

    ●パラペットの劣化や不具合に気づいた場合は、早期に点検・修理を専門業者へ依頼することが大切。


     記事内に記載されている金額は2023年05月11日時点での費用となります。
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