更新日：2016年05月01日

横浜市港南区で屋根の塗装工事を施工しています。トタンの瓦棒葺きの屋根で、だいぶ塗装の傷みとサビが目立ち始めていましたので、今回塗装で綺麗にする事になりました。

まずはじめの作業は汚れやサビを落とすサンディングです。グラインダーという機械で表面を磨くようにして削っていきます。サンディングのあとはサビ止めを塗ります。DIY用の塗料ですと、サビ止め入の仕上げ塗料などもありますが、出来ればしっかりとサビ止めを入れたほうが耐久性が良くなります。

塗装工事と一緒におこなったのが、棟板金の交換工事です。強風で飛ばされてしまったので、下地の貫板から交換しました。取り替えた棟板金にもサビ止めを塗っていきます。ガルバリウム鋼板の棟なので簡単にサビることはありませんが、下塗りの意味合いもありますので、仕上げの塗料の密着性を高めるために塗装します。

仕上げに使用したのは、日本ペイントの『ファインルーフSi』です。ルーフと名前に入っている通り、金属屋根用の塗料で、Siはシリコンの略です。耐久性も高く金属屋根専用の塗料なので、仕上がりもばっちりです。この塗料を２回塗りで仕上げていきます。

仕上げを一回だと塗りムラや色によっては透けてしまう事がありますが、２回塗りでそれも解消されますし、２回塗る事で塗料の持つ性能をしっかりと発揮してくれます。右の写真が仕上がりの様子です。美しい艶が蘇り、耐久性も増しましたのでこれで安心です。

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