更新日：2016年08月13日

横浜市都筑区で外構の見積依頼があり伺ってきました。塀の外側をジョリパッドで仕上げているのですが、中から見える内側も同じ様にジョリパッドで仕上げて欲しいというご依頼でした。年数が経過していると色が合わない場合もありますので、どの様な状態か早速みてみましょう。

外構の外側の仕上がりです。新築して間もないので、色あせ等は無い様です。コテ仕上げではなくて、ローラーで仕上げていました。この状態ですと、色の違いも殆どわからないように仕上げられそうです。外壁や内装にも使われるジョリパッドは、独特の暖かみがあるのが特徴で、コテやローラー、吹き付けなどで仕上げる材料です。水系アクリルシリコーン樹脂を使用していて、弾力性が高く汚れやカビ・コケなども付着しにくいので、風合いと合わせてオススメ出来る仕上げ材です。

今回塗って欲しいというご依頼があったのが、塀の内側です。RC（鉄筋コンクリート）造の塀で、外側だけジョリパッドで仕上げてありました。笠木部分にはモルタルが塗って仕上げてありましたが、薄いので所々割れています。ここは剥がしてからジョリパッドを塗装する方が良いでしょう。

全体でみると仕上がりは良い方ですが、何箇所かコンクリートがしっかり打たれていなくて穴が空いた様になっている、ジャンカがあります。このままジョリパッドを塗ってしまうとへこみがそのまま仕上げに現れてしまうので、一度モルタルで下地調整が必要です。型枠を作るときに使用するPコンという部材の穴埋め部分も若干へこみが出ているので、ここも平らに仕上げた方が良いでしょう。もちろん、塗装の前の高圧洗浄は必須工事です。無機質な見ためのコンクリート打ちっ放しからジョリパッドの暖かみのある風合いになることで、リビングから見える景色が変わると思います。

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