更新日：2023年09月29日

本日はご自宅の雨樋にゴミが溜まっているのが分かった為、ベランダに小さい脚立を置いて雨樋の掃除をしていたら屋根の汚れがすごいとの事がきっかけで、横浜市緑区長津田町のO様より屋根の点検調査の依頼を頂きました。

お伺いすると、築15年ほど経ったが今までに外壁も含めなにもメンテナンスをしていないとの事でしたので、詳しく屋根の状態を見てほしいとの事です。さっそく屋根にあがらせて頂き現状の傷み具合がどれほどなのかを見てみましょう。

(街の外壁塗装やさんの調査はここまでやります！こちらをご覧ください。)

 

 

屋根材は削れカビや苔などが発生してしまっている化粧スレート

 

こちらのお宅は3階建てになりますが、3寸もないほどの緩い角度、勾配の屋根で使われていた屋根材は化粧スレート・カラーベストやコロニアルとも呼ばれる屋根材でした。

経年で屋根表面の塗膜性能が劣化しますと、はっ水効果もなくなってきます。また冒頭で書きました通りあまり角度がない屋根ですので雨水が屋根の上に残りやすいのも要因として挙げられます。

通常化粧スレート屋根は10年程で塗装が必要になる屋根材です。(塗装が無駄になってしまう屋根材のご紹介はこちらです。)それを過ぎると徐々に写真の様に屋根材自体の性能が落ちてきて雨が降るたびに表面が劣化してしまい、苔やカビの発生に繋がってしまいます。

 

 

緩い勾配な事もあり屋根全面に汚れが目立ち軒先には大きなクラックもあるのが分かりました

 

こちらは南側の屋根を撮った所ですが、一枚目の写真同様全体に汚れて傷み具合が分かります。また、軒先には大きく割れているクラックがあります。

軒先は雨水を吸い込んだりしやすい所ですので、特にこちらはベランダとは反対側。専門の私どもが屋根に上がらないと分からない傷みです。屋根全体にここまでのクラックはありませんが、部分的にもあるのが分かりました。塗装をするならばコーキングでクラックの補修を行う必要があります。

 

 

O様邸の屋根には谷部もあります。谷は屋根と屋根がぶつかる所に必ずある板金で、雨水の集まりやすい所です。こちらも雨水が集まりやすい、集める特性上傷みを放置しておくと雨漏りに繋がりやすい板金部分でもあります。また棟板金を固定する釘が浮いています(写真右)。釘自体に錆が見られない為、まだ浮き始めて間もないと分かります。叩いてもすぐに飛び出してしまうので、中にあります「貫板」の腐食も気がかりです。塗装をする時は棟板金も塗装できますが、築15年経っている板金で既に傷みが相当出ていると分かっていたら、塗装する前に棟板金を交換しておく事をおすすめ致します。今回は屋根塗装でのメンテナンスのご提案となりましたが、屋根塗装をするときには棟板金も同色で塗れますので、屋根と棟板金のお色を統一でき美観も損ねず屋根リフォームが出来ます。

私達、街の外壁塗装やさんでは単に塗ればいいというご提案は致しません。関わる箇所に関しての情報もお客様に必ずお伝えするようにしております。塗装後数年で交換しなくてはならない年数が既に経っているならば、塗装をする時点で交換をしておいた方が棟板金交換工事のみで足場を架ける必要もなく経済的です。このようなご提案もするのが街の外壁塗装やさんです。足場を架ける機会はそうそうありませんし、金額も決して安くはありません。足場を架けるなら行える工事を一緒に済ませておくと、先々の不安もなくなります。

また、コロナウィルスの影響でリフォームをしたいけれどどうしようとご不安になられている方も多いかと存じます。街の外壁塗装やさんでは様々な対策を講じて点検調査や現場の確認などを行わせて頂いております。詳しくは「新型コロナウィルス対策について」をご覧ください。

　記事内に記載されている金額は2023年09月29日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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