更新日：2015年02月04日

バルコニーからの雨漏りでお問い合わせを頂いたお宅です。

床面の防水が切れて下地まで傷んでいたので、

下地直しから防水工事を行いました。

築１８年の建物で、今回屋根と外壁の塗装工事も一緒に行う事になりました。

屋根の洗浄です。

汚れやコケを洗い流していきます。

洗浄のあとは、タスペーサーと言う縁切り用の材料を、

スレートの重なり部分に、一枚一枚入れていきます。

重なり部分は塗膜で覆ってしまうと雨水の逃げ道が無くなり、

雨漏りの原因になります。

また、小さな穴などが空いた場合、毛細管現象により雨水を吸い上げてしまう

事もあるので、重要な工程なのです。

塗装の後に、切れ目を入れて縁を切る方法も有りますが、

スレートを傷つけてしまう恐れも有りますので、

最初にタスペーサーを入れることをオススメします。

屋根は、日本ペイントの『サーモアイSI』を使用します。

遮熱性能のある塗料で、屋根から伝わる熱を反射して建物内に

伝わりにくくする効果があります。

サーモアイSI専用のシーラーで下塗りを行いました。

下塗りをしっかりと行わないと、せっかくの良い塗料も本領を発揮出来ません。

仕上げの遮熱塗料で、中塗り・上塗りと２回塗ります。

下塗りを含めて三層が塗膜となり、屋根のスレートを保護してくれるのです。

仕上がりました。

今回は、ブラウンの仕上げです。

遮熱塗料の効果が一番現れるのは夏場です。

今までとの違いが体感出来ると思います。

外壁の仕上がりは、またアップさせて頂きますので、

お楽しみにして下さい。

ご質問やご不明な点など御座いましたら、

フリーダイヤル０１２０-９８９-９３６までお気軽にお問い合わせ下さい。

　記事内に記載されている金額は2015年02月04日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

関連動画をチェック！

防水紙（ルーフィング）は雨漏り防止の要【プロが解説！アメピタ！】