更新日：2021年05月10日

　今回は築１５年で屋根塗装をご検討中のお住まいの調査にお伺いしたときの様子をご紹介いたします。

　なお、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒を徹底しておりますので、調査、点検、工事は安心してお任せください。

　こちらのお住まいの屋根にはパミールという、スレート屋根材が使用されていました。このパミールは、他のスレート屋根材とは劣化の仕方に大きな違いがあります。

 

パミール特有の劣化症状

 

　パミールはニチハ株式会社で１９９６年から２００８年の間に製造されたノンアスベストのスレート屋根材です。このパミールは環境にもよりますが１０年前後で、屋根材自体が剥離したりひび割れが発生します。左上の写真のように、屋根材自体の端部にミルフィーユのような層が出来てしまっています。ほかのスレート材も経年劣化で割れたり欠けたりといったことは起こりますが、このように層が出来るような劣化症状はパミール特有のものです。

 

屋根塗装をしても

 

　軒先以外の箇所でも同様に屋根材の表面が捲れあがっていたり、剥離してしまっている箇所もありました。このようにパミールという屋根材は、劣化によって屋根材自体が剝がれてしまう為、屋根材に塗装を施しても効果を期待することが出来ません。安易に塗装をしてしまうと、塗装をした屋根材ごと剝がれてしまうので注意が必要です。屋根材にパミールが使用されている場合のメンテナンスは塗装ではなく、屋根葺き替え工事か屋根カバー工法を行う必要があります。

　私達、街の外壁塗装やさんでは、屋根や外壁の調査をしっかり行い、最適なご提案をさせて頂きます。屋根や外壁の塗装をお考えでしたら、お気軽にお問い合わせください。

　記事内に記載されている金額は2021年05月10日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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