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横浜市旭区中希望が丘で調査した屋根は誤った方法で塗装された屋根でした
更新日:2021年10月19日
10年以上前に塗装を行ったスレート屋根

旭区中希望が丘で屋根の調査依頼をいただき、現場を確認してきました。10年以上前に屋根塗装をされたとのことでしたが、さすがに10年以上前となると塗装も劣化して経年劣化の症状が出ている状態でした。気になる点もあったため、確認していきます。
苔が大量に発生した屋根


まず目につくのは表面に発生した大量の苔です。今回の屋根はスレート屋根ですが、スレート屋根は天然物以外はセメントを主原料として作られています。セメントはそもそも水を吸う素材であるため、表面に塗装を施すことによって水を弾き、屋根材が水を吸わないようにしています。しかしながら塗装も永遠に持つものではないため、10年程を目安に劣化して撥水性を失っていってしまいます。今回の屋根は4寸勾配という緩い傾斜の屋根だったため、水捌けもそこまで良くはなく、屋根面に水分が留まりやすい造りになっていました。そのため、今回の様に苔が大量に発生するに至ったと考えられます。
誤った塗装方法で塗装された形跡がありました


また、今回の屋根の塗装には誤った塗装が施された形跡もありました。屋根材と屋根材が重なる箇所が塗料で埋まっていることがわかります。これは縁切りという作業がされていない証拠です。屋根材だけでは雨水を完全に防ぐことができないので、どこかしらから侵入した雨水はこの隙間を通って屋根の外に排水されるのですが、このように塗装の際に塗料で埋めてしまうと水の逃げ道がなくなり、内部で蓄積した水分をきっかけに雨漏りを起こすことがあります。そのような状態にしないために、タスペーサーなどの専用の道具を使って、隙間を空ける縁切りという作業が必要なのですが、今回の屋根にはそのような作業を行った形跡はありませんでした。誤った塗装方法といえます。
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記事内に記載されている金額は2021年10月19日時点での費用となります。
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