更新日：2022年09月19日

オシャレなサイディングの外壁

　横浜市青葉区桂台にお住まいのお客様より、築10年ほど経過したお住まいの劣化が気になってきたので状態を点検してほしいとご相談をいただき、現地調査にお伺いしてきました。

　外壁は窯業系サイディングの外壁でした。窯業系サイディングは今でこそ新築の8割を占めている外壁材で、塗り壁のモルタルと違って成形版を貼って仕上げるため特殊な技術が必要なく外壁を造ることができます。また、工場出荷時にさまざまなデザインで加工・塗装が可能であるため、個性豊かな家に仕上げることのできる人気の外壁材です。

目地の状態を確認

　サイディング外壁は必ずサイディングを貼り合わせた繋ぎ目に目地という隙間が発生します。この目地はそのままにしているとサイディング本体が水を吸う原因にもなるため、コーキング材やシール材と呼ばれる防水素材で埋めてしまいます。一般的なコーキング材の耐用年数は7〜8年が目安となるため、外壁よりも先に目地の方が傷んでくるということも珍しくありません。今回のお住まいでも目地がシワシワにひび割れており、劣化している様子がよくわかりました。

ひび割れてきている目地

　目地のコーキングを全て打ち替えるとなると、足場を架けての大掛かりな作業となります。目地だけ先に打ち替えて足場を架け、また直ぐ数年後に足場を架けて外壁塗装という流れでは足場代がもったいないので、基本的には外壁塗装メンテナンスの時期に併せて目地を打ち替えるという流れがオススメです。目地の打ち替えは使う材料にも拠りますが、一般的な変性シリコンタイプの価格で¥1000/m前後が多くなっています。

　私たち街の外壁塗装やさんでは、緊急事態宣言解除後も新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用・手指の消毒を入念に行っています。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。

　記事内に記載されている金額は2022年09月19日時点での費用となります。
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