【厳選10個！】屋根の重要部位の名称をご紹介！点検・調査ご依頼の際にお役立てください

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【厳選10個！】屋根の重要部位の名称をご紹介！点検・調査ご依頼の際にお役立てください

更新日：2023年05月23日

①軒先、②ケラバ

　どちらも、建物の壁面から突き出た部分を指し、主に雨風から壁面を保護する役割を果たします。軒先とケラバは設置箇所も役割も似ておりややこしいかと思うのですが、雨樋がついている側が軒先で、雨樋がない側がケラバです。
　日射を遮る機能もあり、熱や紫外線による外壁・室内への影響を抑え、さらにもしもの火事の際に火が燃え移りにくいようにしてくれています。

③鼻隠し、④破風（破風板）

　どちらも屋根の側面を覆う板のことを指し、横から吹いた風雨から屋根を保護する役割を担当します。これらも役割が似ている部材で、軒先側を鼻隠し、ケラバ側を破風と言います。また、破風板という用語もあり、破風板は破風に設置された板のことです。

→破風板、鼻隠し、ケラバの補修について詳しくはこちら

⑤軒天

　軒天は、外壁から突き出た屋根の裏側を覆っている部分を指します。軒天があることで内部の下地木材等が露出されなくなり、見た目の美しさを保つとともに、内部へ雨水が入り込むことを防ぐために重要な役割を果たします。

→軒天の役割や補修方法について詳しくはこちら

⑥棟

　屋根の最も高い部分、つまり屋根面が交差する線を指します。この部分は防水対策が必要で、通常は棟板金や棟瓦などで覆われます。屋根の頂上部であるため最も雨風や日光の影響を受けやすく、定期的な点検とメンテナンスが大切な部位です。

⑦棟板金

　屋根の棟部分を覆うための板金で、防水性や耐風性を確保するために使用されます。訪問業者の方に最も指摘されやすい箇所であり、屋根のてっぺんが浮いている、捲れているなどの指摘があった場合は棟板金を指しています。→訪問業者の注意点

⑧貫板

　棟板金を固定するため、棟板金の中に設置されている木材（樹脂製のものも存在）。この貫板に棟板金を被せて釘やビスなどを打ち付けることで棟板金は固定されています。隙間から雨水が入り込んだり経年劣化をすると腐食し、棟板金の固定力が弱まることになります。

→棟板金補修について詳しくはこちら

⑨防水紙（ルーフィング）

　屋根材の下に敷かれる防水シートのことで、屋根からの雨水浸透を防ぎます。ルーフィングは屋根材だけでは防ぎきれない雨水の侵入を防ぐための最後の防衛線とも言えます。屋根材や棟に不具合があってもこの防水紙があるためすぐには雨漏りは起こりませんが、防水紙に穴が空いていると雨漏りが起きてしまうことになります。

→防水紙が劣化したら考えたい屋根カバー工法について詳しくはこちら

⑩野地板

　野地板とは防水紙の下に設置されている板のことです。屋根の構造としては骨組み（垂木）の上に、野地板→防水紙→屋根材という順番で設置がされています。屋根の下地というとこの野地板を指している場合が多く、雨漏りが起きていたり築年数が20～30年経過している場合は腐食していることが考えられますので交換が必要です。

→野地板の交換ができる屋根葺き替え工事について詳しくはこちら

　以上、重要な屋根用語10個のご紹介でした。それぞれの部材の名称と役割を押さえておくと、部材の劣化に早く気付けるようになったり、メンテナンスの計画が立てやすくなります。環境や使用材料などによっても異なりますが、それぞれ10年ほどを目安に点検をしていただくことがオススメです。私たち、街の外壁塗装やさんでは屋根全般の工事にも対応しており、無料にて点検からお見積りの作成まで承っておりますので屋根のことでお困りの際はぜひお任せください！

　記事内に記載されている金額は2023年05月23日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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