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サイディングの目地はなんのためにある?目地の役割と劣化した場合の補修方法
更新日:2023年06月12日
サイディングの目地に埋められている素材について

サイディングの目地にはコーキング材(シーリング材)という充填剤が埋められています。
コーキング材は触れてみるとゴムのような弾性があり、防水性が高く隙間を密閉する効果に優れています。
サイディングの目地(コーキング)の役割
・外壁材の破損を防ぐ
コーキングはその弾力性により、地震発生時に外壁が互いに衝突するのを防ぐ緩衝材の役割を果たします。これにより、壁の破損を最小限に抑えることができます。
・隙間の防水
サイディング外壁や窓、サッシの周囲の目地にコーキング材を充填することにより、隙間から雨水が侵入するのを防ぎます。これにより、外部からの水分による建材の劣化や雨漏りを防ぎ、建物の耐久性と寿命を延ばします。
目地の劣化症状
コーキング材は紫外線の影響を受けると乾燥し、硬化・収縮が起こるようになります。高耐久なコーキング材も存在しますが、一般的には5年~8年ほどで劣化をするものが多いです。以下のような症状が見られたら、コーキング材の補修を検討していきましょう。
ひび割れ

裂け

剥がれ

隙間

劣化した目地の補修方法
2種類の補修方法
目地の補修方法には以下の2種類があり、目地の状態や場所に応じて使いわけていきます。
打ち替え
既存のコーキング材を撤去し、新しいコーキング材を充填する方法です。コーキング材の寿命が一新されます。
増し打ち
既存のコーキング材の上から、新しいコーキング材を充填する方法です。打ち替えよりも耐久性は劣りますが、費用を安く抑えることができます。
目地補修の流れ
サイディング外壁の劣化している目地の補修は以下のような流れで行われます。
コーキング材の撤去(打ち替えの場合)


カッターなどを使用してコーキング材を撤去します。
目地にプライマーを塗布


プライマーとはコーキング材の密着性を高めるために使用される下塗り材です。仕上がりが綺麗になるようマスキングテープを貼り、プライマーを目地へ塗布します。
コーキング材を充填


目地にコーキング材を注入していきます。多くても少なすぎてもいけません。
ヘラで均し、マスキングテープを剥がす


最後の仕上げ作業です。最後に乾燥させたら補修完了です。
目地の劣化は放置せず専門業者へ
外壁材の内部には防水紙というものが貼られており、目地に隙間があってもすぐに雨漏りが起こることはありません。ただ、放置をしてしまえばいずれは外壁材の劣化と雨漏りを招きます。大がかりな工事が必要になる前に、なるべく早めの対応をお心がけください。
私たち、街の外壁塗装やさんでは無料で現地調査を承っております。サイディング外壁の目地補修・外壁塗装など多数施工しておりますので、目地に劣化が見られるという方はぜひお気軽にご相談ください!
記事内に記載されている金額は2023年06月12日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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