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大田区大森北の施工事例
大田区大森北で雨漏りを起こした屋上防水を通気緩衝工法のウレタン防水で改修工事
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:高田
大田区大森北で以前外壁塗装をお任せいただいたY様から、屋上の防水工事を検討しているとお話をいただいたことが今回の工事のきっかけでした。
既存の屋上防水はFRP防水で、半分以上の面積に天然芝を敷いている状態でした。
防水工事のためには全ての芝を撤去する必要があるためまずは撤去作業から開始して、屋上に通気緩衝工法のウレタン防水を施工させていただきました。
既存の屋上防水はFRP防水で、半分以上の面積に天然芝を敷いている状態でした。
防水工事のためには全ての芝を撤去する必要があるためまずは撤去作業から開始して、屋上に通気緩衝工法のウレタン防水を施工させていただきました。
担当:高田
- 【工事内容】
- 防水工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 田島ルーフィング オルタックエース OATW-3A工法
- 施工期間
- 約1週間
- 築年数
- 12年
- 平米数
- 37㎡
- 施工金額
詳しくは
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お問い合わせください
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- お施主様
- Y様邸
- 保証
- 10年保証
- ハウスメーカー
- 非公開
屋上の防水工事を考えている
以前外壁塗装工事をご依頼いただいたY様から、屋上の防水工事を検討しているので見積をお願いしたいお問い合わせをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。
屋上はFRP防水が新築時に施工されていて、天然芝を敷設していました。芝のこともあって前回は見えている部分だけトップコートでメンテナンスをしていました。
天窓からの漏水を懸念していた
新築から数年で雨漏りを起こしていたらしく、天窓をシートでカバーしていたところ雨漏りを起こさなかったというY様ご自身の実験結果をもとに前回の工事では天窓を防水粘着シートで防水する工事をしていて、2年ほど雨漏りが起きていませんでした。
しかしながら、屋上の排水口が詰まって水が溜まった際に雨漏りが再発したとのお話があり、天窓以外にも原因があるのかと調査をしたところ既存のFRP防水に穴が開いており、全面工事を行う運びとなりました。
天然芝を全て撤去
芝が敷設されたままでは防水工事ができないため、工事スタートと同時に既存の芝を全て撤去していきます。こうしてみるとすごい量の土と芝が敷いてあったんだなと驚きますΣ(・□・;)
高圧洗浄で表面の汚れを洗浄
芝を撤去して土埃などが残っているので、高圧洗浄機で洗浄していきます。背接着剤などが付いていた跡などは落としきれませんが、この後接着する通気緩衝シートを敷設していくための下地作りとしては洗浄ができれば十分です。
通気緩衝シートを敷設
洗浄が完了・乾燥したら、表面にプライマーと言われる下地調整剤を塗布して、通気緩衝シートを施工していきます。この通気緩衝シートが、通気緩衝工法の要となる材料です。
通気乾燥工法はこの通気緩衝シートを下地と防水層の間に設けることで、下地からの影響を受けにくくなることが最大のメリットです。ウレタン防水の弱点である内部からの湿気による膨れなども防ぐことができ、安心・長持ちの防水層を形成します!
立上りや入隅を補強
立上りや角になっている部分は力が加わりやすく、防水が切れやすいということもあるので、メッシュシートや入隅へのシーリングであらかじめ補強をかけておきます。
防水が出来上がってしまったら見えなくなる部分ではありますが、しっかりと長持ちするものを仕上げるために、見えないところもきちんと仕上げていきます(^^)
立上り部分のウレタン密着防水
立上り部分は通気緩衝シートが施工できないので、通常の密着防水仕上げとなります。今回使っているウレタン防水は田島ルーフィング社製のオルタックエースに使われるものですが、主剤と硬化剤の混ぜ合わせが適切に行われているとこのような鮮やかな水色になるようにできています。
そのため、目視しただけで施工ミスを防ぐことができるようになっており、非常によくできた製品だなと感じます。
脱気筒を設置
通気緩衝シートはシートの中に通気口が張り巡らされており、内部を空気が通れるように作られています。その一部に穴を開けて、写真のような脱気筒を設置することで、内部の空気の通気を取ることができるようになります。これが通気緩衝工法という名前の由来になっています。
脱気筒はこの後カバーを被せるため、水は入らないが空気は行き来できるという造りになります。材質もステンレス製なので、錆びてしまうといった心配もありません。
平場のウレタン防水
平場にもウレタン防水をかけていきます。先ほどの立ち上がりのものと同じですが、色味を見ながら正しく施工できていることを確認しながら作業を進めていきます。ウレタン防水は乾燥後にもう一回かけていきます。
改修ドレン設置
排水口は防水層の切れ目が位置するため、雨漏りを起こしやすい箇所になりがちです。改修工事の際には基本的に改修ドレンというものを排水口に設置しております。
これは、排水口の口に先端がホースになったロートのようなものを設置してその周辺を防水することで、流れた雨水が今までの排水口を通ることなく排水管に排出されるように改修し、雨漏りを防ぐことができるものです。
二層目のウレタン防水を施工
一層目のウレタン防水が乾燥したことを確認したら、二層目のウレタン防水をかけて防水層の形成は完了となります。プールのように美しい姿がなんとも見ていて気持ちが良いです(*^^*)
トップコート仕上げ
今回のウレタン防水もFRP防水も、基本的に防水層は紫外線にさらされる場所に施工されます。それなのに、紫外線に弱いという特徴があるため、保護剤としてトップコートを塗布していきます。これを塗るといつもの防水になったなと感じるかと思います。
よくトップコート=防水と勘違いされている方がいらっしゃいますが、基本的にトップコートは防水ではありません。(できるものも存在しますが)トップコートはあくまでも保護剤ですので、その点を間違わないように注意しましょう!
ベランダのトップコートレベルの価格であれば76,780円(税込)~のご案内ですが、屋上の工事などの施工範囲の大きなものは都度お見積りとなりますのでまずはお問合せいただければと思います。
屋上防水工事完成
屋上防水工事が完了しました。全面防水を行いましたので、これで雨漏りに悩まされることはなくなりました。綺麗に仕上がってよかったとY様からもお言葉をいただき、私たちもうれしい思い出いっぱいの現場となりました(^^)
街の外壁塗装屋さんでは、点検・お見積りを無料で対応しております。お住まいのことでお悩みやお困りごとがあれば、お気軽にお問合せいただけますと幸いです!
記事内に記載されている金額は2023年11月01日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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