更新日：2023年09月29日

　「屋根リフォームで夏を涼しく過ごすことができる」としたら、非常に魅力的に思えますよね。日中も、夜も、できるだけ涼しく過ごせれば夏バテも防げますし、仕事や勉学の効率も上がるでしょう。本日のブログでは、暑さ対策におすすめの屋根リフォームの方法をご紹介します！

屋根の暑さ対策にはどんな方法がある？

　屋根の暑さ対策には、以下の方法があります：

１．換気棟を設置する：屋根の下の小屋裏に熱気が溜まるのを防ぐために、換気棟を設置することができます。これにより、熱気を自然に排出することができます。

２．遮熱塗料や断熱塗料を使用する：屋根に遮熱塗料や断熱塗料を塗ることで、太陽の熱を反射し、屋根の温度上昇を軽減することができます。

３．屋根のリフォーム：屋根を新しくする際に断熱材を使用したり、断熱性の高い屋根材を使用することで暑さを軽減することができます。

以上の3つが主な方法です。ここからは、それぞれの内容について解説していきます！

換気棟を設置する

　換気棟は屋根の棟に取り付けられている換気システムです。室内で暖められた熱はそのまま上昇し屋根裏に到達します。冬場は温度差により屋根で結露が発生し、夏場は高温の空気が屋根を支えている構造木材の耐久性を低下させます。換気棟はその空気の動きを活かし、自然に排出させることで屋根裏の結露や木造の耐久性低下を防いでくれます。
　換気棟の設置は、お住いを建てた年数や使用によって必要性が異なります。通気性が高い和風住宅では特に必要性はありませんが、断熱材を使用しているお住いでは換気棟の導入がお勧めです。

遮熱塗料や断熱塗料を使用する

　屋根塗装に使用される塗料には、遮熱機能や断熱機能を持った塗料も存在します。
　遮熱塗料は、太陽熱を反射し熱吸収を抑え、熱放射を防ぐことで建物内部の温度上昇を抑える効果を持つ塗料です。
　断熱塗料は、赤外線から吸収した熱を伝えにくくする機能を持つ塗料です。断熱塗料には中空ビーズと呼ばれる材料が含まれており、これによって空気層が作られ、断熱性が高まります。断熱塗料の方が値は張りますが、性能としては「冬場の室温低下も抑えてくれる」、「耐久性に優れる」など遮熱塗料の上位互換に当たるような効果を持ちます。どちらも塗装メンテナンスで屋根の耐久性を高めつつ屋根の温度上昇を抑えてくれるため、大変オススメな暑さ対策方法です。

３．屋根のリフォーム

　屋根カバー工事や屋根葺き替え工事をおこない、現在の屋根材を新しくすることで暑さ対策をすることも可能です。
　一般的な住宅に使用される屋根材では瓦、スレート、金属屋根の順に断熱性能が低下していきます。そのため最も暑さ対策ができる屋根材は瓦屋根となるのですが、スレート・金属屋根材は遮熱・断熱塗料の塗装が可能であり、金属屋根材には断熱材が一体化しているものもあるため一概には判断ができません。
　もし屋根リフォームをご検討されている方は、専門業者にどのような屋根材がよいかご相談いただくとよいでしょう。ご予算やお住まいの状態、耐震性なども考慮した上で現在よりも暑さ対策に優れた最適な屋根材を提案してくれますよ。

屋根の暑さ対策で快適なお住まいに

　今回は屋根の暑さ対策について解説させていただきました。お住まいに適した対策方法で、屋根の暑さを抑えて快適な生活を手に入れましょう！
　私たち、街の外壁塗装やさんでは屋根塗装はもちろん屋根葺き替え工事や屋根カバー工法などの屋根リフォームにも対応しております。無料の現地調査で屋根の状態を入念に確認させていただいた上、最適なメンテナンス方法をご提案させていただきますのでぜひお気軽にご相談ください！

　記事内に記載されている金額は2023年09月29日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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